2018年 02月 14日
表参道の青山クリスタルビル B1F、B2Fで、会田誠の『GROUND NO PLAN』展が開催されている。 これは、公益財団法人大林財団が「都市のヴィジョン-Obayashi Foundation Research Program」と題してスタートした助成プログラムの一環で、建築系の都市計画とは異なる視点から、アーティストに新しい都市のあり方を提案・提言してもらおうというもの。 会田はこれまでもたびたび「新宿御苑大改造計画」とか「人プロジェクト」といった、都市をテーマにしたアイロニーたっぷりの作品を発表してきたが、そういった旧作も含めて、ビルの2フロアを使って展開された会田の都市論は、意外にもまっとうすぎるほどで、日本には誇れるモニュメントがないこと、公園も皇居は別としてしょぼいので、新宿御苑を大改造しちゃおうとか、DIYで出来上がる快適なスラムの提案とか、首都高が醜いぞとか、遷都しちゃえなんて、もっともっとブッ飛んだ作品を期待していたから、ちょっとあっけなかったなー。 どこかの首相に扮して、グローバリズムに対抗して「鎖国」を国際会議で主張するビデオにはちょっと笑った。 無料です。大林組、太っ腹ー
by sustena
| 2018-02-14 22:49
| Art/Museum
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Comments(3)
その新宿御苑を今日、紀伊国屋とハンズの全フロア散歩のついでに代々木口から原宿口まで歩いてきましたが、いつのまにか(昔よく散歩してたのは1970年代前半ですが)木が減って、コンクリートの建物が増えてました。外人観光客が増えてまして、あれを日本文化と思われるのもなんだかなあと思いましたが、薩長神道ファシズムが復活しつつあるから、ま、外れてもいないか。
休憩所のレストランで日本語の会話を聞いてると「それでも、日本人は戦争を選んだ」とか「南京事件を調査せよ」(清水潔)あたりを読まない人たちばかりだもんなあ。会田氏にしたって、スポンサーの稼ぎの根元に触れるようなことはしないでしょう。lol
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あ、新宿御苑のほうじゃなくて神宮の方でした。歩いたのは。
会田氏の黒板の絵図はけっこう刺激的です。神宮の本殿のあるところに「こうなる前の日本」と書いてあるんですから。新宿御苑にかこつけて神宮本体をいじって見せてるとぼくには見えるんですけどね。 今日、紀伊国屋の洋書専門階のマンガコーナーをじっくり見たんですけど、ほんとほとんどが訳されてますね。でも、去年20巻で完結した、佐伯かよのの「クオ・ヴァディス」は訳されてなかったです。(これはキリスト教のSF解釈の北極みたいなものだから、やっぱりなあ・・・です) ついでに書けば、イタリア語とドイツ語、スペイン語、中国語の書籍のコーナーがほとんどフランス語の三分の二くらいまで拡大してました。昔は、伊西中は専門書店にいかないと手に入らなかったのに比べると隔世の感がありますねえ。これでオランダ語やスカンジナビア三国のも棚2段くらいづつおいてくれりゃいいのにとちょっぴり思いました。hehe
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sustena at 2018-02-23 10:29
明治神宮って1回ぐらいしか歩いたことがないんですけど、100年も経つとこんなに深々(鬱蒼というほどじゃない)とした森になるのかーと思ったことが。新宿御苑は、いろんな様式の庭もあるけど、中途半端といえば中途半端。でも御苑でのお花見は好きだなー。
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