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2017年 11月 14日

表に出ろいっ!

c0155474_15242103.jpg1週間ぐらい前、東京芸術劇場で野田秀樹作。演出の「表に出ろいっ!」英語版を観た。(英語版のタイトルは『One Green Bottle』)

これはもともと2010年9月にNODA MAP番外公演として、十八代目中村勘三郎と野田秀樹が夫婦、黒木華と太田緑ロランスがダブルキャストで娘を演じ、それぞれの丁々発止のやりとりが話題を呼んだ作品だが、今回ロンドンでのワークショップを経て、新しい英語作品となったもの。世界初演であります。

母親役は前回に引き続いて野田秀樹。父親役がこれまでも野田作品に出て活躍しているキャサリン・ハンター、娘がグリン・プリチャード。そして田中傳左衛門が鼓を打つ。

ストーリーはというと・・・
能楽家の父と母、娘はそれぞれが外出しなくてはならない理由があった。しかし、飼い犬が出産間近で、誰かが面倒をみてやらなければならない。それぞれが嘘をついたりあの手この手で他の二人を出し抜いて外出しようとする。しかしそれぞれが激高して、のっぴきならないはめに・・・

なんだか『THE BEE』に似ている。可笑しいんだけど、次第にグロテスク度を増していく・・

英語なんてわからないぞ、という人も心配ない。希望者全員に日本語同時吹替イヤホンガイドが配られる。大竹しのぶが父を、阿部サダヲが娘、野田秀樹が母役なんだけど、残念なことにイヤホンガイドを聞いてると、生の英語が聞こえない。かなりわかりやすい英語だし、ないほうが舞台に集中できる。少なくともボリュームは下げたほうがいいよ。

娘役は渋谷を歩いているゴスロリの女の子みたい。野田はどうしてこんなにおばさん役がうまいんだろう。こんなおばさんはいるわけないんだけど、エキセントリックなおばさんイメージが純化しちゃってる。キャサリンハンターの変幻自在なこと! スピード感があって傑作!

ちなみに、英語タイトルは、Ten green bottlesという童謡から。

Ten green bottles
Hanging on the wall
Ten green bottles
Hanging on the wall
And if one green bottle
Should accidentally fall
There'll be nine green bottles
Hanging on the wall

これが1本ずつ減っていき

One green bottle
Hanging on the wall
One green bottle
Hanging on the wall
If that one green bottle
Should accidentally fall
There'll be no green bottles
Hanging on the wall

なくなっちゃうという歌詞なのだ。こわいよねー

作・演出:野田秀樹
英語翻案:ウィル・シャープ
美術:堀尾幸男
照明:クリストフ・ワーグナー
衣裳:ひびのこづえ
作調:田中傳左衛門
サウンドデザイン:原摩利彦
音響:藤本純子
ヘアメイク:赤松絵利
バック・トランスレーション:常田景子 ピーター・マーシュ
演出助手:ラガ・ダール・ヨハンセン
プロダクション・マネージャー:ニック・ファーガソン
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by sustena | 2017-11-14 11:42 | Theatre/Cinema | Comments(4)
Commented by iwamoto at 2017-11-14 16:58 x
こりゃまた・・・・・。
アクシデンタリー・フォール、ちょっとイメージ膨らむ言葉だな、と思われました。
Commented by Cakeater at 2017-11-15 04:09 x
この紅葉はあそこか。
うん、こういう風に撮る図は思いつかなかったなあ。
Good job!
Commented by sustena at 2017-11-20 16:37
iwamotoさん、童謡系には、怖いフレーズが多いですよね。日本のわらべ歌にも。
Commented by sustena at 2017-11-20 16:39
Cakeaterさん、3週間ぐらい連続で(雨の日を除く)カワセミに会ってます。赤い紅葉は、下池のここだけですが、あまりキレイに色づいてなくて、みんな光が向こうからさすところを撮ってました。


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