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2017年 01月 08日

新春国立名人会

新春国立名人会_c0155474_222266.jpg昨日は、国立演芸場で新春国立名人会の最終日で、小三治がトリなので出かけた。今回は前から2列目の中央といういい席♫

最初は獅子舞。二人1組で舞うんだけど、頭を担当していた人が、獅子が、体のあちこちを食む場面で、かなりの長い時間、海老反りになってて感激。途中、後ろの年配の人と交代したと思ったら、獅子が眠るシーン。これは年季が必要なのかなあ。

楽しかったのは、のだゆきの音楽パフォーマンス。ピアニカでぞうさん(演奏ではなく、管をくわえて、グルングルン回す)、救急車やコンビニの入り口のチャイム、このほか頭で弾いたり、リコーダー二本を同時に使ってのハチャトリアンの「剣の舞」などめちゃ上手。

花緑の親子酒では、本人は下戸なのに酔ッパー姿がなかなかうまかった。

小三治のマクラは名前の話からスタート。前座時代に三治だったが先代の小さんが小三治とつけてくれた。真打になって小がつくのはどんなものかと師匠に聞くと、大がつくよりイイ。(大惨事になっちゃう)

国立演芸場の鏡餅が大きいという話から、末広亭から毎年末に届けられる鏡餅の飾り付けがタイヘンな話に(エビ飾りの順番を間違えると、餅が重たいからヘトヘトになっちゃうんだって)。ふつう松飾りは本日で片付けるけど、寄席はずっと飾ってるから黴びて。。。大ウケでした。そのあとの小言念仏。いやぁ、絶妙!!

そうそう、その国立名人会で、小三治の前は正楽の紙切りだったのだけれど、お嫁さん、鶴と門松、正楽師匠の紙切りのほかに、ゴジラの注文があった。BGMのお囃子で、三味線であのゴジラの旋律を(調がちょっと違うんだけど)、そして、太鼓でバーンバーンと、ゴジラの足音の雰囲気を出していたっけ。

新春国立名人会_c0155474_2225829.jpg


by sustena | 2017-01-08 21:53 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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