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2016年 07月 02日

細見美術館「生誕300年記念 伊藤若冲─京に生きた画家─」

今年は伊藤若冲の生誕300年記念ということで、東京都美術館で大々的な展覧会があり、超人気だった。混雑の様子が伝えられ、めげていかなかったのだが、ちょうど先日訪れた京都の細見美術館で「 伊藤若冲─京に生きた画家─」の特集をしているというので出向いた。

同美術館は実業家でコレクタの細見古香庵(1901−79)以来、三代にわたる蒐集品をもとに、1998年に開館。琳派や若冲もけっこう持っていて、今回は同館所蔵の若冲19点と京都にある若冲ゆかりの寺院が所蔵する作品、若冲の弟子の作品数点のほか、当時の人物志や、京都錦小路青物市場記録などが展示されている(一部入替あり)。

入口のポスターに、東京の巡回展じゃないぞ、と注意書きが。
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へちまに、カマキリや小さな昆虫が描かれている《糸瓜群虫図》 、いつもながら、だいたんな鶏たちのさまざまなポーズが楽しい 《鶏図押絵貼屏風》や《雪中雄鶏図》 《虻に双鶏図》、のどかな顔の《伏見人形図》、真っ黒な地にドクロが描かれた《髑髏図》、遊び心イッパイの《鼠婚礼図》 など、見飽きなかったな。

ところで、京都錦小路青物市場記録というのは、青物問屋生まれの若冲は、弟に家督を譲って絵画三昧の暮らしをしていたとされているが、明和8年(1771)から安永3年(1774)まで錦市場の営業認可をめぐって、中心になって調整役を務めたことを記した史料で、彼の活躍もあって錦市場は窮状を脱することができたんだって。ふーん、そういう側面もあったのね、知らなかったー。

その錦市場では、生誕300年記念でスタンプラリーをやっていた。
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by sustena | 2016-07-02 16:33 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by Cakeater at 2016-07-03 11:51 x
お化けニワトリの若冲だあ。でもいつも伊藤ケイチューって間違えて覚えてるんですよねえ。haha
Commented by sustena at 2016-07-03 15:13
今回の鶏たちは、とくに目がびっくりマナコで、強烈。弟子の作品も数点あったんですが、どれも師匠のような勢いがない。でも鶏のポーズなんかはよく似ていて、ああいう絵の需要があったってことですね。


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