2016年 03月 21日
古都ゴンダールのデブレ・ベルハン・セラシー教会には、天井一面に天使が、壁面にはキリストの生涯や、宗教画が描かれている。いずれも小顔で目が大きく、眉が下がっていて、髪はアフロ。 日本でも、仏像が次第に日本化していくにつれて、鼻は低く、目は小さくなっていくけ、どこの国でも、自分に似た姿に描くんだなぁと思ったことだった。 天使がいろいろな方向を見ているのは、あまねく私たちを見ているということを示しているんだとか。 龍を退治する聖ジョージ 最後の晩餐かな エチオピアのモナ・リザといわれているそうな。 子どもたちに似てるでしょ? こちらはちょっと離れたセギ半島の「ウラ・キダネ・ミフレット教会」の16世紀の壁画。 聖ミカエルもやっぱりアフロ。 マリアム教会でも似たようなモチーフの絵がいっぱい。
by sustena
| 2016-03-21 00:32
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Comments(2)
この黒い天使とセント・ジョージを見ると、陣野俊史の「サッカーと人種差別」文春新書2014年に出てくるコスモポリタニズムという言葉を思い出してしまいます。天使も聖人も「決して白一色ではない」ことを認めるか認めないか。(自分の信仰の中にコスモポリタニズムがあるかどうかを考えるときに神は白一色ではない、黄一色でもなく、黒一色でもないかどうか、神に色はありやなしやという「三色問題公案」を立ててみるんですが・・・・考え出すとまた朝まで眠れなくなる・・・・ような気がしてるけど、朝になるとしっかり寝てたのに気がつくhehe)
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sustena at 2016-03-27 15:47
Cakeaterさん、関係ないけど、いま櫻井武さんの睡眠の本を読んでいて、メチャ面白いです。レム睡眠と夢の話は、井上昌次郎先生にちょこっと教わったはずなんでけど、もう遠い記憶の彼方で。
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