2016年 02月 18日

TIMESCAPES 2016 – 無限旋律 2016 –  広川泰士

西巣鴨にある大正大学のESPACE KUU 空で、「TIMESCAPES 2016 – 無限旋律 2016 –  広川泰士」と題した写真展が開催されている。
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広川さんは1950年神奈川県生まれ。2002年に出版された「TIMESCAPES」では、世界中の砂漠に赴き、8×10インチの大型カメラを据え、広大無辺の静けさの中で、星ぼしの時間を見つめるような写真を見せてくれた。昨年は、その手法で富士山を撮影したという。この写真展では、1994年の青森県仏ヶ浦から始まり、モンゴルのゴビ砂漠、ナミビアのスピッツコップ、エジプト・シナイ半島のジェベル・ムーサ(モーゼの山)、チリ・アタカマ砂漠の月の谷、アメリカ・ユタ州のカテドラルバレー、そして2015年の富士山と広川さんの20余年に及ぶ「TIME SCAPES」プロジェクトを代表する10枚が展示されている。あわせて、2014年の≪月齢 Time and Tide - moon's age≫と題した映像作品が流れている。


    広川氏の写真には、ニュートンが感じていたに違いない幾何学と神秘がある。
    大地はどうしてこんなにも入り組んだ形をしており、
    星はどうしてあのような整数的な動きをするのだろう。
   そして、それが同じ法則で連動していることへの驚きが、ここにはある。

展示に添えられた坂本龍一のメッセージに、ナルホド、と思ったことだった。


広川さんはこんなふうに記す

    地表に露出している
    悠久の時の創造物である巨大な岩の造形に魅了され、
    畏敬の念を強く持ちながら、砂漠に足が向かうようになった。
    
    やがて、何十億年かけて形造られ、存在している岩山と、
    何十億光年をかけて地球に届く星の光を、
    同時に見たいと考えるようになった。
    それから一枚のネガに昼夜の時を重ね
    時の記憶を写す作業を続けている。
    
    見渡す限り、無限とも思える静寂な広がりの中に、
    幾昼夜も身を置いていると、時空を超え、生死の境目も超え、
    星や砂や風に溶けていくような気分になる

会場では静かにBGMが流れ、暗く落ち着いた雰囲気。
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by sustena | 2016-02-18 15:48 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by Cakeater at 2016-02-21 21:04 x
今日、有栖川公園の「東京の鉄道史」を見てから、広川の写真見に回ろうと予定立ててたんですが、昨日、携帯が行方不明になって、DOCOMOに11時に出かけて一時間待って、「お探しサービス」で追跡してもらったら、なんと出てきた地図の住所は自分のアパート!さあ、家探しってわけで、出かけそこないました。ま、二つとも、まだチャンスはあるから、出直しです。携帯は、なんと業務メモ・ワークシートのファイルに挟まってデスクの脇籠、左ひざのすぐそばにありました。haha.
Commented by sustena at 2016-02-22 14:40
「お探しサービス」というのがあるんですね。iPadを探す、って機能と似たようなものなのかしら・・・。家で携帯が行方不明になるたびに、自分のケータイ宛に固定電話から電話をしているんですけど(ちなみに、着信音はウグイスです)、最近の固定電話の利用状況はほとんどこれが占めてます。


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