2015年 12月 17日

ローラン・グラッソ「Soleil Noir」

銀座のメゾン・エルメスでフランス人アーティスト、ローラン・グラッソの展覧会「Soleil Noir」(黒い太陽)を開催ヂ中だ。

この人の名前は全く知らなかったのだが、いつも会社に行く途中に、銀座駅の地下通路でこの金色を背景にした騎士をみて、なんだか不思議な感じがして、本日昼間見てきた。

グラッソは、歴史的資料や科学文献のリサーチから始め、神秘的な出来事や伝説、日食や隕石の落下などの天体現象や、月がふたつといった超常現象を古典的な様式で描き出すんだそうだ。今回も来日して、土偶や能面、金屏風などからインスピレーションを得て、中世ヨーロッパの僧侶像と日本の土偶を組み合わせたり、洛中洛外屏風みたいな絵を右に、騎士の像を左にと屏風仕立てにしたりと、西洋と東洋が交錯する不思議な世界を表現している。

本展のタイトルとなった「Soleil Noir」というタイトルのヴィデオ作品は、ポンペイ遺跡とストロンボリ島の噴火口をドローンで俯瞰的に撮影したもの。がらんとした遺跡を動きまわる白い犬が、現代人の象徴のようだった。
c0155474_2104586.jpg


by sustena | 2015-12-17 22:44 | Art/Museum | Comments(0)


<< 朝ドラ      ロシア映画「父帰る」 >>