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2015年 08月 19日

若さあふれる棒しばりに胸キュン──歌舞伎座八月納涼歌舞伎第一部

c0155474_21274028.jpg先日歌舞伎座で、八月納涼歌舞伎第一部を見た。お目当ては、勘九郎と巳之助の「棒しばり」。

この演目は、十世坂東三津五郎に捧ぐとあった。

「棒しばり」というと思い浮かぶのが、勘三郎・三津五郎の息のあった共演だが、二人の最後の共演はたしか11年前だったか。あまりのおもしろさに、すごいーと目を見張るばかりだった。
勘三郎がなくなって、2013年8月に、やはり納涼歌舞伎で、三津五郎が次郎冠者、勘九郎が太郎冠者で踊ったのだった。あのときの棒にしばられたままの踊りのすばらしさ、のびのびとして自由なことったら、やっぱり見惚れちゃった。
ところが、その後三津五郎が膵臓がんであることを公開し9月公演を休演することになったのだが、実は、がんであることを知っていながら、病をおして、勘三郎との約束の棒しばりを踊ったのだったなぁと思い出して、じーんとしてしまう。

もちろん、円熟味はない。だけど、主人を見送ったあと、酒を禁じられたのもものかは、主人の留守をいいことに、嬉々としてなんとかして酒を飲んじゃおうと、手がしばられた不自由なままに、酒を盗み飲みしている、そのはしゃぎ出したい気持ちやら、若いエネルギーのまま突っ走っちゃうもんね、お小言なんかしらないわっていう、伸びやかで、キビキビるんるんしている二人がエネルギーが、びんびん伝わってくるのだ。
からだのキレのよさったらなかったー。

おちくぼしはシンデレラ物語。高麗蔵の北の方がにくたらしくてマル。巳之助は初々しい。こんなに三津五郎に似ていたっけ、としみじみ思った。
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公園で、初夏に生まれたカルガモのヒナが大きくなっていた。まだオトナの羽じゃなくてぼそぼそしてたよ。

一、おちくぼ物語(おちくぼものがたり)

おちくぼの君・・・七之助
左近少将・・・隼人
帯刀・・・巳之助
阿漕・・・新悟
牛飼の童三郎・・・国生
兵部少輔・・・宗之助
典薬助・・・亀蔵
北の方・・・高麗蔵
源中納言・・・彌十郎


十世坂東三津五郎に捧ぐ
二、棒しばり

次郎冠者・・・勘九郎
太郎冠者・・・巳之助
曽根松兵衛・・・彌十郎

by sustena | 2015-08-19 21:42 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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