いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2015年 06月 18日

気仙沼へ#2

唐桑の西舞根はカキの養殖が盛んで、入り江になっているこの場所は、3.11で木々よりも高く津波が押し寄せてきて、甚大な被害に遭ったのだが、全国からの支援を得て再開できたという。
c0155474_23314034.jpg

ここは四半世紀以上前から岩手の室根山への植林活動を展開していたことでも有名なのだが、もともと1300年も前から室根山とのつながりがあったということを今回初めて知った。4年に一度、閏年の次の年の9月に行われる室根神社の特別大祭で、夜中の12時に神社の本宮と新宮から同時に神輿が出発して参道を駆け下り、ふもとの仮宮にどちらが先に安置できるかを競う一大イベントがあるのだが、神事の始まる前に、山に浄めの水を運ぶのが唐桑の人たちだったという。唐桑だけでなく、8つぐらいの集落にそれぞれ鍵をあける係とか、ちょっとした係が託されていて、山と海とはいろいろなかかわりがあったそうな。

また、唐桑ではクルミは採れないのに、郷土食にクルミ餅がある。これは秋になって上流からいっぱい流れてきたクルミ(しかも割れやすいのだ) を使ったものという。これまた、森の恵みを得ていた例のひとつ。

取材を終えたあと、気仙沼湾近くの魚市場をチェック。
腕ほどの大きさの生タコと、ボイルしたホヤ、新物のワカメを購入。ホヤは生のものしか食べたことがなかったんだけど、「これもおいしい」と勧められて生まれて初めて買ってみた。翌日皿に並べたのがこれです。
c0155474_2332289.jpg

見た目はちょっとグロテスク。もちろんナマのほうがおいしいけど、日持ちがするし調理の手間がはぶけるよねー。
(そういえば、ホヤぼーやサブレーというお菓子もあった。ホヤの粉末でも入ってるんだろうかと思ったら、なんのことはない、気仙沼のキャラクターの「ホヤぼーや」を焼き印し、ホヤは「海のパイナップル」なのでパイン入りのホワイトクリームをはさんだものだった)

帰りは新幹線のなかでビールと、「平泉うにごはん」のお弁当。社内販売でゲットしたんだけど、なかなかおいしかったなー。
c0155474_23304143.jpg


by sustena | 2015-06-18 23:31 | | Comments(5)
Commented by Lucian at 2015-06-19 20:36 x
1300年前に、紀州の熊野神から分霊する時に、海を渡り上陸したのが唐桑の地であり、そこから室根山に運ばれた由来があるわけですね。
esikoさんが気仙沼に足繁く通われる理由がわかったような気がします。
ホヤは好き嫌いがはっきり分かれる食べ物ですが、
個人的には、生はダメでも加熱するとOKなので、これもありかなと思いました。
Commented by esiko1837 at 2015-06-19 20:57
そういえば、震災後は一度も唐桑に行っていません。
気仙沼市は数え切れないほど行ってますが、被害を大きく受けた地域には行っていません。
震災で眺めがまったく変わってしまったので、土地勘が狂ってしまってビックリします。
ホヤのボイルは、子供の頃からホヤを食べていた私でも食べたことがありません。
火を使ってホヤを食べるなんて、初耳です!
ウニですが、先日知り合いから買ってくれと頼まれて、殻つきの生きたのを50個買いました。
むくのは簡単と高をくくっていたら、時間がかかってエライ目にあいました。
が、うに丼3人分と、塩ウニが結構な量できたので、大満足でした。
ウニのお弁当、美味しそうですね。
Commented by esiko1837 at 2015-06-19 20:59
書き忘れです。
Lucianさんが書いてくださったのは、室根祭りの由来ですね。
そういうわけで、この大祭は、唐桑の海の水を汲むところから始まると聞いています。
Commented by sustena at 2015-06-20 22:58
Lucianさん、そういう由縁もあったのですね。あちこちの集落と縁をつないでいる知恵を感じました。ホヤは蒸したてもいいんじゃないかなと食べてみて思ったことでした。
Commented by sustena at 2015-06-20 23:09
esikoさん、気仙沼に息子さんが就職した知人の話。その息子さんは、社長にウニ獲りに連れていってもらったそうなんですが、漁業権がないため見ているだけで、でも獲れたウニを知人宛に一箱送ってきたんだそうです。そこで知人は生きてるウニをせっせとむいたんですが、もうなかなかきれいにむけず、箱に並んでいるウニの高いのは大部分が手間賃なのだなと悟ったんだそうです。
わが息子に、彼はウニを一箱送ってきたんだってーと教えたんですけど、「それどういう意味ー」って無視されました。


<< アクセス経路      気仙沼へ #1 >>