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2015年 06月 16日

六月大歌舞伎─新薄雪物語の仁左衛門にうっとり

c0155474_15295153.jpg6月は仁左衛門が出る「新薄雪物語」。通し狂言で、昼の部と夜の部に分断される。どちらを見るべきか悩んで、「三人笑い」のある夜の部の席を取ったのだが、やはり前半のストーリーもあらすじで読むだけでなく知りたい。3階B席があいていたので、一幕見で見るより見やすいためゲット。でもやはり私のようなシロートは、いい席で見る方が感動が大きいなぁ。

昼の部の「花見」の大立廻りも気持ちいいんだけど、やはりなんといっても、夜の部の〈広間・合腹〉が二組の父親と母親の心情がぐくっと迫ってきてよかった。仁左衛門を近くで見る幸福♪ 薄雪姫を館から落ち延びさせるときの葛藤、息子の左衛門が謀反を白状したので首を打った、薄雪姫の首も打つようにという伊賀守の使者の言伝てを聞いての苦悩、刀の血を見て伊賀守のねらいを悟り、おおそうだったのかと気づく表情、そして、伊賀守と妻の梅の方とともに、無理に笑いあう場面・・・。

幸四郎も、こういう情の人の演技はさすが。朗々とした声、痛むおなかを押さえてよろよろ登場するところなどとてもよかったけれど、大向こうの声が圧倒的に仁左衛門に対してだったのがちょっとかわいそう。

それと伊賀守の使者を務めた刎川兵蔵を演じた又五郎がよかった! 最近、この人は進境著しいような。

それと夜の部は、思いがけず夕顔棚がすばらしい。躍りで泣けてきたのは初めてで、菊五郎と左團次の人生を経てきた老夫婦ぶりに感動。そのあとで、巳之助と梅枝が踊りに誘いにくる。その軽やかさ、若々しさ。ことに 巳之助のキレのいい踊りに、三津五郎を思った。

一、天保遊俠録

小吉 橋之助
芸者八重次 芝 雀
芸者茶良吉 児太郎
松坂庄之助 国 生
唐津藤兵衛 松之助
井上角兵衛 團 蔵
大久保上野介 友右衛門
阿茶の局 魁 春

二、通し狂言 新薄雪物語

〈花見〉          
奴妻平 菊五郎
秋月大膳 仁左衛門
園部左衛門 錦之助
薄雪姫 梅 枝
花山艶之丞 由次郎
渋川藤馬 松之助
清水寺住職 錦 吾
来国行 家 橘
来国俊 橋之助
腰元籬 時 蔵
団九郎 吉右衛門

〈詮議〉          
幸崎伊賀守 幸四郎
園部兵衛 仁左衛門
松ヶ枝 芝 雀
園部左衛門 錦之助
薄雪姫 児太郎
茶道珍才 隼 人
役僧雲念 桂 三
秋月大学 彦三郎
葛城民部 菊五郎

夜の部

一、通し狂言 新薄雪物語

〈広間・合腹〉       
園部兵衛 仁左衛門
梅の方 魁 春
刎川兵蔵 又五郎
奴袖平 権十郎
腰元呉羽 高麗蔵
薄雪姫 米 吉
園部左衛門 錦之助
松ヶ枝 芝 雀
幸崎伊賀守 幸四郎

〈正宗内〉         
団九郎 吉右衛門
おれん 芝 雀
腰元呉羽 高麗蔵
五人組伊太郎 歌 昇
同 仁助 種之助
同 与吉 隼 人
薄雪姫 米 吉
渋川藤馬 桂 三
下男吉介実は来国俊 橋之助
五郎兵衛正宗 歌 六

二、夕顔棚(ゆうがおだな)

婆 菊五郎
里の女 梅 枝
里の男 巳之助
爺 左團次

近くの公園では、またまたカルガモのヒナを発見。三羽いた。今年3回目だが、知人によると、上池でも2羽いたという。今年はベビーラッシュ? とはいえ、大きくiなった姿は見ていない。
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by sustena | 2015-06-16 22:09 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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