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2015年 05月 08日

明治座「五月花形歌舞伎」昼の部

c0155474_2250083.jpg明治座で、猿之助と愛之助が昼夜でそれぞれ主役を務める花形歌舞伎をやっていて、昼の部を見てきた。

演目は、市川右近が曽我五郎を演じる歌舞伎十八番のひとつ「矢の根」。そして、小国英雄原案で、歌舞伎というより新派の芝居ふうの「男の花道」である。かつて長谷川一夫と古川 ロッパの顔合せで映画化されたこともある作品で、猿之助は、主人公の三代目加賀屋歌右衛門を演じる。

ストーリーはというと─
加賀屋歌右衛門は大阪で人気の歌舞伎の女方。その舞台を見た蘭方医の土生玄碩は、歌右衛門が失明の危機にあることを見抜く。江戸へと向かう途中で、目がさらに悪くなり自殺を図ろうとする歌右衛門だったが、同じ宿にとまっていた玄碩の手術によって全快し、「必要な時は何をおいても駆けつける」と約束して別れる。
4年後、江戸でも人気役者となり、舞台で演じているさなかの歌右衛門のもとに、玄碩から苦境を綴った手紙が届く・・・。

歌右衛門を救う頑固一徹な蘭方医の土生玄碩が、中車である。

なんといっても、猿之助の女形の美しいこと。登場シーンは、旅の宿、目がほとんど見えぬ苦しいなか、お風呂上がりの着物の裾が除くところ。一瞬にして、客席がうっとりしてしまう。

劇中劇で、伊達娘恋緋鹿子の八百屋お七の火の見櫓の場面を人形ぶりで演じるところ、いよいよやぐらへと登っていく場面で知らせが届き、急遽幕がおろされ、なんとしても駆けつけなければならぬと、客席に向かってあいさつする場面、そして、最後の踊りの場面。いやはや実にうまいものである。この人の女形の歌舞伎らしい歌舞伎をちゃんとみたいなぁとつくづく思ったよ。
主な出演は次の通り。
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座頭の竹三郎、女将の秀太郎と、この二人がでんといるのでしまるよねぁ。田辺の妻・門之助も茶目っ気たっぷりで、夫を尻にしいて嫉妬心イッパイのいい味。

(もっともこんな頑固さとミエで、歌右衛門を呼ぶのは、いかに筋が通らないからって、土生玄碩は考えなさ過ぎじゃないのーという気もしないではないんだけど)

7月には歌舞伎座でまた猿之助が出る。今から楽しみー。
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by sustena | 2015-05-08 23:21 | Theatre/Cinema | Comments(6)
Commented by esiko1837 at 2015-05-09 20:09
母を歌舞伎座に連れて行こうと思っていたのに、なかなか実行できません。
7月に猿之助さんが・・・行きたいけど・・・どうしよう・・。

白い藤が綺麗にみずみずしく撮れていますね。
今日、庭のを撮ってみたけれどイマイチでした。
Commented by Cakeater at 2015-05-11 20:48 x
これはハリエンジュ(ニセアカシア)かな。
見かけの割には華奢なヤツだから、季節はずれの台風なんかくるとあっさりと倒れるそうな。大丈夫かなあ。
これも善福寺池の周りにあるの?
Commented at 2015-05-15 10:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sustena at 2015-05-17 11:25
esikoさんもし発売前でよい席をゲットしたいときは、会員なので一般よりちょっとはいい席を確保できるのでお知らせくyださいませ。でも猿之助なんかだと、熾烈なんですよねぇ。
Commented by sustena at 2015-05-17 11:27
Cakeaterさん、トゲナシニセアカシアは上池の遊具広場の近くにあります。私はこの白い房を見るたびに、白子のようだと思ってしまいます。あっという間に散ってしまいました。
Commented by sustena at 2015-05-17 11:30
鍵コメさま、ありがとうございます。本名もペンネームも、いずれもさらしているのですが、誕生日も覚えていてくださって。最近はネットバンクやマイレージやネットアルバムやショッピングしたところその他からの自動お祝いばかりが届きます・・・。


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