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2015年 04月 22日

日本人はどう死ぬべきか?

c0155474_13293786.jpg養老 孟司と隈 研吾の対談『日本人はどう死ぬべきか?』(日経BP社 2014年12月刊)を読む。

全部で6章に分かれていて、お互いの幼少のころや隈の建築作品などを例にしながら、人間と死と建築について話し合う。お互いのこれまでの本でも何度もしゃべっている話であり、新鮮味はあまりないが、印象に残ったフレーズを書き出しておく。

歌舞伎座のバックの超高層ビル=捻子連子格子・・・残業時の光が漏れてこない
壁の白・・珪素の粉を粉体塗装の技術で吹き付け深みのある優しい白に
現場打ちコンクリート(4期歌舞伎座)→鉄骨に部材を乾式ジョイントで留める
修理のときにやりやすい よそで作って組み立てることができる
パーツを取り換えていくことが可能 =動的平衡の世界

時間を引き受ける建築 建築は死を超える
自分の頭で長期的な効果を想像しながら作っていくことの大切さ

南三陸町志津川地区の復興計画

市街地のかさ上げは決定
でもそこの暮らしは漁業が基本で海から10メートル遠ざかることはある矛盾をかかえこむことになる。通常ならかさ上げ部分をコンクリートで埋めるが、もっとやわらかいギャップにしたいと護岸に緑の植栽を持ってきて、ギャップの通路をウッドデッキにした。
前例がないので苦労したが、街づくり協議会も積極的に支持をし、宮城県の理解にもつながっているという話

二人称の死を考えるということ

1章 自分は死んでも困らない
2章 年をとった男はさすらうべきだ
3章 『方丈記』から考える
4章 時間を超越する歌舞伎座
5章 日本人とキリスト教的死生観
6章 人が生きる「舞台」が都市に必要だ
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by sustena | 2015-04-22 23:51 | 読んだ本のこと | Comments(0)


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