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2015年 02月 23日

五美大展

昨日、五美大展を見に新国立美術館に出かけた。五美大展、正式には「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」で、東京にある5つの美大=東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学の、日本画 / 油絵 / 版画 / 彫刻専攻の学生・院生たちの卒業・修了制作の合同展示である。

とにかく数が多い! 新美術館の展示室を1階4室、2階4室ぶん(1A・1B・1C・1D・2A・2B・2C・2D)それと野外借り切っているから、じっくりみてまわっていたら一日かかってしまう。今回は、私がかかわっている公園での秋の野外アート展の公募がスタートしたので、これぞと思う人にそのチラシを渡そうと出かけたのである。

なので、油絵も日本画もいいんだけど、つい彫刻に目が行く。これを公園にそのまま置いたらどんなものかなーという目で見てしまうのだった。
それにしてもこんなに大きな作品をつくって、終わったあとはどうするのだろうか。庭や家の中にはそうそう置けないよなぁ・・・と、わが家にいまだでんと置いてある卒業設計を思い出しながら、いらない心配をしてみたり。

つくづく思ったのは、油絵はいまやむずかしいってこと。むしろ日本画や版画のほうがのびのびしていた印象だ。それと学校ごとにカラーが違う、というか先生の指導かな?
なんで集大成にこういうテーマを選んだのかハテー?というものもあるけれども、傑作かどうかはともかく、渾身の力作や、まっすぐな表現の意思が伝わってくる作品がいろいろあって興味深かったなぁ。
若い人が多くて、あちこちでギロンしてたっけ。

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《臨兵闘者皆陣列在前》女子美 髙田絵美
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《この一瞬にすべてを!》女子美 野口珠代
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《エデンの外で(新宿)》女子美 緒方珠花
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《白昼夢の向こう側》武蔵美 町田結香
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《ギラギラガールズ》東京造形大学 佐藤友治
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《連なる自然の見方》増田奈緒 エッチング 雁皮刷りでものすごーく細かい 超絶技巧の細かさは谷いくつもあった
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動く着せ替え。商品化できそう
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《地獄絵図》日芸 三田村万葉 なんだか楽しそうな地獄・・・・
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《モップ》 多摩美 堀田千尋 あら、置きっぱーに、と思ったら作品だった。
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《エゴバッグシリーズ─エゴなエコは消費される》多摩美 小林さとみ 無印良品やその他のバッグもすべて刺繍!
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《あってないようなものだから》多摩美 吉田実穂 半紙1 ol u鉛筆で書いた日記が毎日増えていく。
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《おねえ山水 忘れられた理想郷》多摩美 奥村彰一

by sustena | 2015-02-23 00:31 | Art/Museum | Comments(6)
Commented by iwamoto at 2015-02-23 10:11 x
油絵、辛いところですよね。
やらなくて良かった、と密かに思ってしまいます。
Commented by Lucian at 2015-02-23 21:00 x
油絵は、写実性で写真に負け、抽象化の自由度で他の手法に及ばないところがあるような気がします。
Commented by sustena at 2015-03-01 22:21
iwamotoさんの発想力があれば、どんな素材だって・・と思いますけど。
Commented by sustena at 2015-03-01 22:25
Lucianさん、コメントありがとうございます。去年みた、戦後日本美術を振り返る展覧会で、スーパーリアリズムが席巻したころのものを見て、写真も油絵も互いにタイヘン・・・
と思ったものです。写真も、とくにデジタルになって、ピントのあった写真はおまかせで誰でも撮れるようになってしまうと、表現を模索しようとするとムズカシそうです。
もっとも表現したいもののあるひとは、そんなことで悩んだりしないでしょうけど。
Commented by Lucian at 2015-03-02 20:32 x
この楽しそうな地獄絵図は、何となく気になっていました。
この世にも楽しい地獄があるんじゃないかと。
前線で戦う兵士には、恐怖心をやわらげるために覚せい剤や麻薬が与えられることがあるので、それを象徴しているかのように感じたのでした。
日本でも戦後しばらくの間、覚せい剤が禁止されなかったのは、戦時中に量産した製薬会社への配慮もあったのでしょう。
Commented by sustena at 2015-03-03 00:13
Lucian さん、先日脳関係の本を読んでいたら、まさにアメリカの海兵隊などで、覚醒剤の成分のクスリが与えられてるという話が出てきました!


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