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2015年 01月 20日

資生堂ギャラリー 第9回シセイドウアートエッグ 川内理香子展

昼休みに、会社の近くの資生堂ギャラリーに。
ちょうど、新進アーティストにギャラリーの門戸を広く開く公募制のプログラム「第9回 シセイドウアートエッグ」で応募340件の展示プランから選ばれた3人のうちの一人、応募当時、多摩美絵画学科油画専攻の学生で1990年生まれの川内理香子さんの作品が展示されていた。テーマは「Go down the throat」。

職に興味をもっているアーティストで、食べるという行為が、異物を取り込み、長い時間をかけてエネルギーに変換し、それによって人間の体だけでなく精神や思考を形づくっていることに着目した作品をつくっている作家という。今回も、壁一面を真っ白く塗り込めたギャラリーに、食べ物をテーマにしたドローイングが並んでいた。

1階の階段から降りてくる途中の踊り場の壁にあったのがこの作品。《It's me》わたし というタイトル。
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さらに階段を下っていくと途中に針金(たぶん) でつくった《Swallow》の文字。飲み下す というわけ。
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階下のいちばん奥の部屋は、壁にずらりと食べ物のドローイングが並ぶ。腸の形のように並べることで、お腹がすいてまた食べて・・という繰り返しを表現しているんだという。作品タイトルは《The rise and fall of the tide》潮の満ち引き、だとか。
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わたしが興味を持ったのが、食べ物のスケッチの一部、主に着彩された部分に顔が描かれていること。たとえば、《Grapefruit》 グレープフルーツという作品の中心部分をよく見ると・・・・。
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これは《レーズンの凝固さ》Solidification of raisin
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たしか《Inside》 なか というタイトルだったけど、パッと見、わたしは里芋かと思っちゃった。
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このモヤシのようなのが向かい合っている作品は《Stand》立つ。
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写真はくらーいけど、白い紙の上の繊細なドローイングで、それと、絵の部分をトリミングしてるけど、ほんとうは紙がもうちょっと大きいデス。 作品の右下には、鉛筆でタイトルがひっそり記されていて、全体として不思議感覚の展覧会でありました。

by sustena | 2015-01-20 22:26 | Art/Museum | Comments(0)


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