いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2015年 01月 18日

東京国立博物館 特別展「みちのくの仏像」

c0155474_23262430.jpg上野の東京国立博物館で、「みちのくの仏像」 の特別展をやっている。東北の黒石寺(岩手県)、勝常寺(福島県)、双林寺(宮城県)の3つの薬師如来像をはじめ、像の表面にのみあとが残る鉈彫の岩手・天台寺の聖観音菩薩立像、山形・本山慈恩寺の十二神将立像のうち4体、初期の円空仏など19組の仏像が並んでいた。

奈良や京都の仏像と違って、木の質感がなまなましかったり、表情がとなりのおばさん・おねえさんのようだったり、素朴でやさしく、そして力強い仏さまにすごーく共感。
 
天台寺の聖観音菩薩立像などは、顔と腕はすべすべなのに、胴と衣服は一面のノミのあとで、木からお姿をまるごと取り出そうと一心に彫ったんだろうなぁと思ったことだった(まるでおかどちがいなんだけど、ツタンカーメンみたいって思っちゃった)、展覧会のポスターのビジュアルにも採用されている岩手・黒石寺の貞観4年(862)の薬師如来坐像の厳しくて、あふれるほどの圧倒的な存在感!十二神将立像など、ロダンより筋肉の動くでビビッドかもーと感じちゃったよ。

近くでじっくり観ることができて、オススメです。

トーハクに向かう途中のにチューリップが。
c0155474_16431067.jpg

c0155474_16434256.jpg

特別展「3.11大津波と文化財の再生」も開催中。これは、明治時代末期~大正時代初期のリードオルガン。よくぞここまで修復したなぁと気が遠くなりそうな展示がいろいろ。
c0155474_1644167.jpg

常設展の中で気に入った、洛中洛外図。まちなかと田舎の様子が、1巻のうちにうつりかわってました。
c0155474_16441662.jpg

お餅つきまで根付のテーマになるのかとびっくり。その隣には、こんなオソロシイ婆(?)が・・・。
c0155474_16443292.jpg

c0155474_16444533.jpg

外は眩しいくらいの一日。
c0155474_16445882.jpg


by sustena | 2015-01-18 23:55 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by esiko1837 at 2015-01-20 20:06
黒石寺の前は何度も通ったことがあるのに、中に入ったことはありません。
薬師如来像をいつか友人と見に行きたいと思いました。
黒石寺のすぐ近くの正法寺には、友人が時々座禅に通っています。

怖いお婆さん、本当に自分を見てるようでぞっとします。
北上市の「鬼の館」には、もっと怖い鬼がたくさんいます。
Commented by sustena at 2015-01-20 23:20
esikoさん、黒石寺の薬師如来はすばらしかったです! 通常、いつ行っても見られるかどうかはわからないのですが。本で東北にすてきな仏像が多いことを知りましたが、訪ね歩くのはものすごくタイヘンなようで、いま仙台の博物館でやっている東北の仏像展をなんとかして見たいものだとあれこれ考えています。


<< 資生堂ギャラリー 第9回シセイ...      ケン・ローチ監督『ジミー、野を... >>