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2015年 01月 07日

MOTコレクション特別企画 「コンタクツ」

お正月がうかうかしている間に終わってしまった。外出するぞという目標を持っていないと、食っちゃ寝になってしまうので、2日は清澄白河にある東京都現代美術館に行ってきた。なんたって2日は、開館20周年記念の「コンタクツ」展が無料なんだもん。
東博と違い、若い人が多かったな。
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ヤノベケンジの《ロッキングマンモス》はいつみても新鮮。
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さて、この「コンタクツ」展。4700点にも及ぶMOTのコレクションの中から、世代や活動領域、手法の異なる作家・作品同士を組み合わせて14のストーリーを構築したもの。キュレーターの腕の見せ所ですよねー。

1 アンソニー・カロ×安齊重男 「彫刻とカメラの対話」
カロの彫刻を撮った安齊の写真を並べている。立体作品をどう切り取るか、その作品を自分はこう理解したぞという表明であります。

2 戸谷成雄×関根直子「 彫刻と絵画、その発生の場」
戸谷の《森の象の窯の死》の圧倒的な存在感、そして、鉛筆だけで、宇宙の闇にまたたく星を一枚の紙に出現させるわざときたら。

3 若林奮×榎倉康二 「堆積と浸透」
4 イヴ・クライン×ウォルター・ニーダーマイヤー×妹島和世+西沢立衛/SANAA
「実体としての建築、概念としての建築」

SANAAのロレックス・ラーニング・センターを長時間露光で撮ったニーダーマイヤーの作品、イヴ・クラインの青一色の空気の建築

5 アンディ・ウォーホル×ジェイムズ・ローゼンクイスト×会田誠「死と絵画」
たしかにウォーホールのマリリンも死の香り

6 河原温×塩見允枝子×宮島達男「それは永遠に続く」
7 村上三郎×田中敦子×藤本由紀夫「知覚が生み出すイメージ」
8 浜田知明×加藤泉「人間のかたち」

加藤のソフトビニールでつくられた人形の表情、生きている人間の表情とゼンゼン違うのに、なんだか、こういう表情をどこかで見たことがあるよ。な。

9 デイヴィッド・ホックニー×千葉正也「絵画という魔術」
10カール・アンドレ×冨井大裕 「彫刻的体験」
11吉田博×横尾忠則「絵葉書的絵画」
12 日本画×中ハシ克シゲ×三瀬夏之介「風景の中へ」

東山魁夷や横山大観などの日本画のコレクションもMOTは持っていて、それを、金属で枝ぶりのいい松などの日本的風景を作り出した作品だけど、それと並べるなんて・・・

13ジュゼッペ・ペノーネ×福田尚代「書物と言葉」
福田の本のページを折り畳んで、一部の業だけが見えるようにしたものや、文庫本の一部を切って緑の刺繍をほどこした作品、そして何より、木や花の名前で綴ったやわらかな回文詩にうっとり。

14 サム・フランシス×石田尚志「生動する絵画」
サム・フランシスの鮮やかな、活き活きとした色の躍動。いつも元気が出るよ。

ところで清澄白河の駅近くには木場の正月らしく材木がズラリと並び、賀正の文字と、羊の絵、三十六歌仙の和歌が。
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CO2の2が上つきになってるよー
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なじみのない町を歩くのは楽しい。
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この看板を撮っているときに、すぐ近くでネコの声が。ちょっとギョッとしちゃった。
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by sustena | 2015-01-07 23:00 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by esiko1837 at 2015-01-10 19:29
MOTコレクションについては全く無知ですが、美術館のロッキングマンモスはああ見てみたいです。
不思議な雰囲気ですね。
あと、木場も前から行ってみたい場所のひとつです。
見せてもらって嬉しいです。
Commented by sustena at 2015-01-12 23:54
esikoさん、木場は海が埋め立てられてしまったので、今は昔の面影はほとんどないんじゃないかなぁ・・・と思います。お正月にこんな木が並んでいて、初めてそういえば木場なんだよなぁと思った次第です。


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