2014年 09月 25日
銀座のシャネル・ネクサス・ホールで、フランスの家具デザイナーのピエール ポランの展覧会をやっていて、明日で終了というので、昼休みに遠征してきた。 ピエール ポランは1927年にパリに生まれ2009年逝去。独特のやさしいフォルムの椅子で世界を魅了してきたひと。代表作に 「リボンチェア」、“舌”にも、かわいい雲にも見える 「タンチェア」、キノコみたいな「マッシュルーム」など、いかにもフランスだなぁと思わせるデザイン。 今回は建築家の坂茂と照明デザイナーの石井 リーサ 明理が展示空間を構成していて、入場すると、真っ先に天井から下がったガラスの棒が椅子のように見える作品を見たあと、代表作の椅子に照明があたり、その影がカーブした紙の壁に印象的に映し出されるコーナーをへて、彼のデザインした椅子に座りながら、発想の源泉となった風景を眺め、彼の椅子が使われた映画や、ネコの案内する自宅に置かれた椅子のムービーを見る。(実に広い家で、このように広々とした空間だからこそ、ユニークなフォルムが映えるのだなぁ・・・・とタメ息) 大阪万博のフランス館に展示されたトリコロールのソファ「アンフィス」が、今回の展示では赤と白の構成だったけど、それがめちゃ座りよかった。 実用的でありながら「可能であれば、いささかの詩情を」というのが口癖だったそうな。 近くのアップルストアでは、いまだ長蛇の列。 写真では短いけど、このあと列がカーブしてるのだ。
by sustena
| 2014-09-25 16:38
| Art/Museum
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Comments(2)
Commented
at 2014-09-27 00:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
sustena at 2014-09-28 01:04
バイヤーがいたかどうかは分かりませんが、外国のひとがダンゼン多かったように思います。
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