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2014年 09月 16日

資生堂ギャラリー「せいのもとで」

資生堂ギャラリーで開催中の「せいのもとで lifescape」展が思いのほかよかった。

資生堂の社名のもとになった「万物資生」の世界観を、展覧会を通じて表現する試みとのことで、須田悦弘さんのキュレーションのもと、珠寳(しゅほう)、志村ふくみ・洋子、Christiane Löhr(クリスティアーネ・レーア)、宮島達男の5組の作品が並ぶ。

珠寳氏は京都・銀閣 慈照寺の花方で、今回展示された映像作品「花の譜」は、慈照寺境内で花をいける 様子を記録したもの。東求堂にいけた《花の譜四》の繊細さ、優美さにうっとり。(でも、映像映像は《花の譜》が一~七までと、《花畑》が2本、《花の譜はじめとおわり》の計10本もあるので、全部見ようと思うと1時間以上かかる)

とくに私が好きだったのは、Christiane Löhrの植物の種や綿毛、茎などでつくった小さな彫刻。アザミの種をつめてバッグにしたもの、種のついた茎をドーム状にしたものなど、はかなく、そして強い生命を思った。

宮島達男の《Changing Time with Changing Self-Flower》は、いつものLEDを用いたデジタルカウンター作品だが、白い空間のなか、数字の光が鏡にうつり、いろいろなサイクルで点滅するLEDの数字が、まるで薄暮の中の蛍のようで、本当に美しかった。見ていてちっとも飽きないのが不思議。

資生堂の小さなウィンドウのディスプレイは、まるでショートケーキみたい。
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by sustena | 2014-09-16 22:39 | Art/Museum | Comments(0)


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