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2014年 08月 29日

フィオナ・タン「まなざしの詩学」

c0155474_00912.jpg先日、東京都写真美術館でフィオナ・タンの「まなざしの詩学」を見てきた。

フィオナ・タンは、1966年インドネシア、スマトラ島生まれ。中国系インドネシア人の父とオーストラリア人の母をもち、現在はアムステルダムを拠点に活動しているアーティスト。写真、フィルム、ヴィデオなどの異なるメディアを用いながら、見るもの・見られるものが交錯する視線の関係性をテーマに作品を発表してきたひと。

今回の展覧会では、風船をいっぱいくっつけてフィオナ自身が空中を浮遊した《リフト》(フィルム&ヴィデオ・インスタレーションと静止画)、自身の息子がベッドでまどろむ姿や窓辺の女性、商店の親子などを角度を変えながらじっと見つめ、まるで近世のオランダ絵画のポートレートや、フェルメールの絵のように静謐で、光が印象的なディジタル・インスタレーションの《プロヴィナンス》 2008年、2009年ヴェネチア・ビエンナーレ オランダ館出品作の《ディスオリエント》 、ギリシャ・ローマ時代の彫刻を収集している個人の博物館を スーパー8、35ミリフィルム、ビデオなど異なる6つのメディアでなめるように録画し、サイズの異なるスクリーンで同時に映し出す《インヴェントリー》2012年のほか、1階のホールでは、《興味深い時代を生きますように》 《影の王国》のドキュメンタリー作品が上映されていた(それぞれ60分と50分)。

「鑑賞することもまた創作である」というフィオナの信念と対峙しているかのようで、お前はこれで何を見るかと迫られる感じがして、映像インスタレーションを見つめるのはちょっぴり疲れたな・・・。) 9月23日まで。

c0155474_004098.jpg地下1階では、先日訪れた清里フォトアートミュージアム(K*MoPA) 開館20周年を記念して、同館で開館以来続けている、世界の若い写真家のポートフォリオを選び、購入する「ヤング・ポートフォリオ」の20年の軌跡をたどった、「原点を、永遠に。」という展覧会も開かれていた。
(チラシの写真は、ハンネ・ファン・デル・ワウデ(オランダ)の《MC1R(自然な赤毛)-モニカ》2007)

これまで収蔵してきた世界44カ国、698人、5,296点の中から選んだ作品に、歴代選考委員の青年期の作品35点を加え、なんと約500点の写真が並んでいて、圧巻。しかも、無料だったー。
(それぞれの作家の作品を1点ずつ掲載したブローシャーも無料で配られていたっけ)

日本よりも海外の作品のほうがパワフルなのは、彼我の問題意識の違いかしらん。こちらは8月24日で終了。

下のしょーもない写真は、このところ500 円ランチで愛している銀座BAL500で、通りを見下ろしながらシャッターを押したもの。ずっと同じように撮ろうと思ったけど、すぐに飽きちゃうワタシ。
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by sustena | 2014-08-29 23:06 | Art/Museum | Comments(4)
Commented by Lucian at 2014-08-30 23:17 x
日本がパワフルになるには、来年の春までもう少しお待ちください。
Commented by jmiin at 2014-08-31 10:57
窓枠はあきまへん^^;
Commented by sustena at 2014-08-31 16:25
Lucianさん、来年の春まで? いったい何が・・・・?
Commented by sustena at 2014-08-31 16:25
jmiinさん、へへへ。ココロします<(_ _)>


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