2014年 08月 01日

たよりない現実、この世界の在りか

c0155474_12193984.jpg資生堂ギャラリーで開催中の「たよりない現実、この世界の在りか」展がおもしろい。
(2014年7月18日(金)から8月22日(金)まで)

瀬戸内国際芸術祭での、空き家を改装して室内にいくつもの壁やドアを配置して異空間をつくり出した「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」をはじめ、さまざまな仕掛けによって空間を異化する活動を続けている、荒神明香とwah documentらのアーティスト集団、目【め】が、資生堂ギャラリーを、不可思議なホテル空間に仕立てたのだ。

いつもの入口、そこは「点検口」となっている。
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ドアを開けて降りていくと、むき出しのコンクリートの壁が続き、パイプが縦横に走り、養生シートが施されてる。階段はなんだかペラペラとしなって頼りないベニヤ製。工事中のライトがぼーっと通路を照らし出す。
いったいここは・・・と思いながら下っていくと、エレベーターホールに出る。その先は両サイドに部屋の並ぶホテルの廊下だった。
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クラシックホテルだろうか。照明は暗い。ところどころ絵がかかっていて、コーナーには雑誌のラックやテレビカードの自動販売機がある。

受付でもらったビューポイントを示す地図には、部屋の扉の覗き穴を見よと書いてあるが、暗さに目が慣れないので全然見えない。

仕方がないのでそのまま進むと、一番奥の部屋に入ることができた。あらーこれだけ?となんだか拍子抜けした気分でいると、大きな鏡がある。 ぎゃ、私が写っていない!それもそのはず、鏡と見えたのは思い込みで、鏡の枠の奥にあるのは、反転された部屋だった。壁にかかった絵も、ホテルのメニューもベッドの刺繍もすべて反転していた。

非常口(消火栓の誤りだったかもしれません。ごめんなさいの扉をくぐってみる。ここでも目が慣れてくると、一人が横になれるかどうかのベッドがあり、天井の向こうにはなんと白く光る惑星! 廊下の角の階段の先から上を見上げたときも惑星が見えた。わぁー!

ひとつ残念だったのは、私の目が悪いので、いくら暗闇に慣れても、鍵穴の向こうの風景が見えなかったこと。

by sustena | 2014-08-01 21:49 | Art/Museum | Comments(4)
Commented by ちぃ at 2014-08-20 20:06 x
はじめまして、突然のコメント失礼します。
もしかしたら私には見つけられなかった場所があったのかもとモヤモヤしてしまったのでコメントさせていただきました。
非常口も通ることができたのでしょうか?
消火栓の扉と階段の2カ所以外にも、惑星を見られる場所があったのでしょうか?よろしければ教えていただきたいです。
Commented by sustena at 2014-08-20 23:07
ちぃさん、コメントありがとうございます。地図をなくしてしまったのでウロ覚えですが、惑星を見ることができたのは、階段とご指摘の通り消火栓の扉から入る部屋(うっかり非常口と書いたのですが、考えてみたら、消火栓だったと思います。混乱させてゴメンナサイ )ですが、それ以外にも2つの部屋の鍵穴から覗くと見えるらしいです。( 私は目がめちゃ悪いためもあって確認ができなかったのですが・・・)。
Commented at 2014-08-21 22:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sustena at 2014-08-22 00:29
鍵穴は私は見えなくて、ほかの人が話しているので、エーッ、そうだったの??と何度か目を暗闇に慣らしてチャレンジしたけど、まったくダメでした(涙)。なので、ホントかどうかはワカラナイんです。


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