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2014年 06月 13日

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

c0155474_23243952.jpg先日、イーサン&ジョエルコーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(INSIDE LLEWYN DAVIS 2013年アメリカ)を見た。

60年代のグリニッジビレッジで活躍した伝説のフォーク・シンガー、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録をベースにコーエン兄弟が脚色したもの。ライブハウスでフォークソングを歌うルーウィン・デイヴィスは、知人宅を泊まり歩く毎日を送っている。レコードは売れず、店で他の歌い手に野次を飛ばしたことをとがめられて殴られたりと、トラブル続き。この日も、朝、知人宅を出発するとき、その家で飼っている猫のユリシーズがドアの隙間から出てしまい、鍵がかかってししまったために猫とともに出かけるが、猫は行方不明になるわ、女友達からは妊娠したから堕す金をと迫られる・・・そんな彼の全然うまくいかない1週間を描く。

なんといってもすばらしかったのが冒頭の映像だ。ちょっと暗めのライブハウス、猫を抱いてNYの地下鉄に乗っているシーン。おお、こんな写真が撮りたいなーと思ってしまう。(撮影監督はブリュノ・デルボネル)

歌もいい。ルーウィン・デイヴィスを演じたオスカー・アイザックは、吹き替えなしで、ちょっとくらーくて売れるニオイのしない、でも心の奥底にひびいてくる歌の数々を披露してくれる。女友達ジーンとその恋人が歌うファイヴ・ハンドレッド・マイルズ、懐かしかったなぁ・・・・・

コーエン節が好きなひと、60年代のヴィレッジ(もっと能天気な明るさもあったという声もあるらしいが)やフォークソングに浸りたい向きにおすすめかも。
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by sustena | 2014-06-13 23:14 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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