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2014年 06月 07日

YCA2014

昨晩、 大雨のなか(といっても職場から5分なんだけど)、シャネル・ネクサス・ホールで初日を迎えた「Young Concert Artists Festival Week at CHANEL NEXUS HALL, Tokyo 2014」に出かけた。

若いアーティストを支援するアメリカのNPOの「ヤング・コンサート・アーティスツ(YCA)」とシャネルとがコラボして2006年にスタートしたこのコンサートも今年度で9回目。3年前から抽選に申し込むようになって、聴いている。

YCAでは、すでに半世紀以上にわたって若いアーティストを支援してきており、今回来日したメンバーには、ヴィオラ奏者のトビーのような大ベテランもいる。若い人からベテランまで、才能に溢れているアーティストの演奏を、小さなホールで聴けるのは本当にすてき。生の音楽って、からだの細胞が元気になる感じなんですよー(いつも同じことを書いてるけど)

本日は4曲。

●ウォルフガング アマデウス モーツァルト「クラリネットとヴィオラとピアノのための三重奏曲 (ケーゲルシュタット)K. 498」
ホセ フランク=バイェステール(クラリネット)
トビー アペル(ヴィオラ)
パーヴァリ ユンパネン(ピアノ)

●オリヴィエ メシアン「世の終わりのための四重奏曲 - 第3楽章 鳥たちの深淵」
ホセ フランク=バイェステール(クラリネット)

●フランツ リスト「ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調」
ルイ シュヴィッツゲーベル(ピアノ)

●ルードヴィヒ ヴァン ベートーヴェン「弦楽五重奏曲 ハ長調 作品29」
ベラ フリストヴァ(ヴァイオリン)
名倉 淑子(ヴァイオリン)
トビー アペル(ヴィオラ)
大山 平一郎(ヴィオラ)
アレクサンドル ブズロフ(チェロ)

ピアノのルイ シュヴィッツゲーベルはジュネーブ生まれ。母が中国人、父がスイス人で、東洋的な顔だちでクールな雰囲気で、リストの超絶技巧のピアノ曲をとばしすぎじゃあないの、と思うくらい引きまくる。前回もきてたけど、かっこいいー。

今回いちばん印象に残ったのがクラリネットのスペイン出身のホセ フランク=バイェステールだっだ。モーツァルトの協奏曲ではまるで息などしていないみたいに天から音がふってくる。そして次のメシアンでは一転、洞窟から響くような、あるときは、夢の奥から響いてくるような、幻想的で悪魔的でそして時に奇蹟のような鳥の声。
いかにもメシアンなんだけど、こんなに心に響くメシアンは初めて。クラリネットの独奏も初めて聴いたなぁ。

終了後、シャンパンがふるまわれるのもリッチなのだった。

演奏会のあとは、以前ランチでシーフードカレーを食べて以来、仕入れがよさそうなので夜に入ってみたいと思っていた「寿シーフード」というお店へ。岩ガキがおいしかったよー。
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by sustena | 2014-06-07 22:23 | Theatre/Cinema | Comments(2)
Commented by iwamoto at 2014-06-08 10:40 x
天から音が降って来る感じ、ありますよね。
重さの無い光る珠のようなもの。
メシアンの後はメシやん、だよねぇ。 何飲んだの?
Commented by sustena at 2014-06-08 22:57
iwamotoさん、日本酒ですが、この店はワインもいっぱいありました。ところでメシアンのこの曲は、彼が第二次世界大戦中に捕虜となり、収容されていた時、同じ収容所で出会った音楽家のためにつくったもので、くらーくて崇高な曲で、思い出すとまだぞわぞわします。


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