2014年 05月 23日

2013年度ヤング・ポートフォリオ

c0155474_2282262.jpg先週、山梨県北杜市にある清里フォトアートミュージアム(K*MoPA)で開催中の「2013年度ヤング・ポートフォリオ」展に出かけた。

前からこの美術館には行ってみたかったのだが、クルマがないとちょっと行けそうにないところにあって断念していたのだが、知人が誘ってくれたのである。ラッキー♪

同美術館はプラチナ・プリント技法による国内外の写真を未来世代に残すと同時に、「写真表現に情熱を燃やす青年たちの、創造性に富んだユニークな作品を収蔵」するというミッションを持っていて、1995年から毎年35歳以下の若い作家の作品を公募、選考のうえ、パーマネント・コレクションとして購入して展示する活動を続けてきた。今回が19回目となる。完成度は高くなくても、表現意欲の高い作品を購入することによって、「若い作家に勇気を与えたい」というのがねらいだ。

今年度は、応募者数が243、点数にして5411点で、28人,189点を購入することになったという。日本国内だけでなく、韓国、バングラデシュ、ロシア、チェコ、インド、オランダ、台湾、フランスの作家のものもあり、このほか、今年35歳のため2013年度でこの展覧会を「卒業」する二人のアーティスト( 日本とポーランド)のこれまでの作品と、2年前に卒業したネパールの作家の作品も展示されていた。

表現意欲にあふれている若い人の作品だけに、作品から伝わってくるエネルギーに圧倒されてしまう。

日本より外国の作家の作品が、表現の意思がびんびん伝わってきてパワーある作品が多いように思った。バングラデシュの3人の強さったらない(プラシャンタ・クマール・サハの色の鮮烈さ!)。日本の作家では、田口昇さんがテレビの画面を撮った作品の切り取り方や問題意識が興味深かった。

韓国のパク・グリーンのDynamic Korea, Colorful Daeguの集合写真のシリーズも、おお、韓国って感じがしたよ。ロシアのマリア・コジャノヴァのコスプレするポートレートを撮ったシリーズや、チェコのヤン・ヴァラの被写体の美しさ、台湾の楊哲一の採石のためにくずされた山の「山水」の物言わぬ迫力。

それと、決して好きな写真ではないけれど、根本真一郎さんの「東京人形」のこんな顔で撮られたらゼッタイいやだっていう表情、被写体との近さにはうなったなぁ。牧野智晃さんの、中年女性を家のあちこちでポーズを取らせたTokyo soapoperaなど、よくもまぁみんなリクエストに応えてくれるもんだと(たとえば、ダイニングの食卓の上で、ちょっと腰をうかせて座っていたり)半分あきれて感心したっけ。
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昼食は、八ヶ岳倶楽部で。
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K*MoPAを出たあとに入った増田珈琲館のコーヒーがすこぶるおいしかった!
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by sustena | 2014-05-23 22:11 | Art/Museum | Comments(0)


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