2014年 03月 28日

リリアンバスマン写真展『Signature of Elegance リリアンバスマンの仕事』

c0155474_22443914.jpg2週間ぐらい前に、銀座のシャネルネクサスホールで開催中の、リリアンバスマンの写真展を見てきた。

リリアン バスマンは、1917年、ニューヨークのブルックリン生まれ。1941年に『ハーパーズ バザー』のディレクター、アレクセイブロドヴィッチのアシスタントとなり、写真が向いているという彼のアドバイスで1948年にバザーから初めて写真の仕事を受け、1951年には夫のポールヒンメルとともにスタジオを開設し、ファッション写真を撮る。

もともとアートディレクターだけあったというリリアン バスマンは、写真はこういううものという固定観念から自由で、写真の現像の最中に筆を使ってぼかしやにじみを加えたり、指で輪郭を曖昧にしたり、写真を素材に、大胆にイメージをつくり出した。

その優美なライン! 光と闇の衝突や、フォルムを囲む空間に関心があって、服の中に存在する女性の感性を捉えようと、さまざまに工夫を凝らしたことが伝わってくる。スタジオの湿気や、薄闇のなかにぼんやり浮かぶモデルのたたずまいが匂い立ってくるような写真が並んでいた。

写真は1948年から2008年のものまで、モノクロ47点。
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by sustena | 2014-03-28 22:46 | Art/Museum | Comments(0)


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