いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2013年 10月 03日

タイピスト!

c0155474_2213231.jpg先日、ハッピーな映画が観たい気分だったので、「タイピスト!」(原題 Populaire 2012年 フランス 111分)に出かける。

1950年代のフランスを舞台に、不器用だけどタイプの早打ちの才能のある田舎出身の若い女性が、勤め先の保険会社の社長のルイのコーチのもと特訓に励み、見事優勝するお話。実にたわいのないストーリーなんだけど、よくもまぁ、タイピングの早打ち世界選手権の話だけで、2時間弱もの映画にしちゃうものだと感嘆。

主演のローズを演じたデボラ・フランソワのスキだらけのキュートさが気に入っちゃった。

ところで、タイプライターといえば、ワタクシ、卒論はA4で30枚以上が条件で、大学4年の秋を過ぎてから、多くの知人か電動タイプライターを買っていたときに、手動のIBMオリベッティのタイプライターを買って、教則本を片手に練習したことを思い出した。

この映画では当初1本指で機関銃のように打っていたローズが、地区大会で落選したのを機に、10本指で打つために爪に色を塗ってポジションを覚え込むのだけれど、私はまぁそんなに早く打つ必要はないけど、指の番号が振ってある紙を見ながら、しばらくは練習のために日本語の手紙もローマ字で打ったりしていたのだ。

やっとの思いで卒論を書き上げたあとは、タイプライターはお役御免になって、しばらくはインテリアとして飾られていたのだが、いまは屋根裏で眠ってる。

そうそ、タイトルバックがめちゃオシャレな色合いて、さすがフランス映画でした。

監督レジス・ロワンサル

デボラ・フランソワ ローズ・パンフィル(主人公)
ロマン・デュリス ルイ・エシャール(保険会社の二代目社長)
ショーン・ベンソン ボブ・テイラー(ルイの親友)
ベレニス・ベジョ マリー・テイラー(ルイの親友の奥さん 「アーティスト」でヒロインを演じたひと)
ミュウ=ミュウ マドレーヌ・エシャール(ルイの母親)
メラニー・ベルニエ アニー・ルプランス・ランゲ(フランスのタイプ早打ちチャンピオン)
c0155474_22261373.jpg


by sustena | 2013-10-03 22:28 | Theatre/Cinema | Comments(11)
Commented by iwamoto at 2013-10-04 06:46 x
電動タイプライタは感動しました。
そう、これはスウィッチなのだと。

我が家にも機械式が置いてあったけれど、どこかに行ってしまった。
レミントンと書いてあったので、正しくはレミントンランド製でしょう。
この会社は、UNIVACの元でもあるのじゃよ。 老人らしい話だねぇ。
Commented by Lucian at 2013-10-04 21:08 x
手動タイプライターは経験がありませんが、70年代のコンピュータの端末入力装置は電子(電動?)タイプライターでした。
もちろん、モニターはなくて紙にリアルタイムで印字されるので、初期のワープロみたいな感じでした。
モニター代りに紙を使うなんて今から考えると恐ろしく不経済でした。
Commented by esiko1837 at 2013-10-05 20:34
高校時代の同級生が、就職のためにと3年生の時習いに行ってたのを思い出しました。
田舎なので教室や学校が無く、印刷会社にお願いして習いに行ってました。
多分、手動だったと思います。

フランス映画は、今は都会でしか見られないのでは。
田舎にはアメリカのと日本のしか来ません。
ちょっと前までは韓国のも来ましたけど。

この花ベゴニア?
Commented by Cakeater at 2013-10-05 21:23 x
僕は、オリンピアのトラベラー、ヨーロッパならなんでも打てるキーのやつでした。手動です、もちろん。入学と同時に買ってもらいました。小指のウエイトレーニングをやってるみたいなものでしたね。最初から「ブラインドタッチ」で、暗闇でローマ字日記を一月打つのからはじめ、二月後には暗闇で英語日記をつけて、指に配列をたたきこみました。
電動タイプは、IBM英語ワープロとほとんど同時に使いました。もっとも、2ヶ月もしないうちに、日系二世の社長にねだって、IBMPCとワイヤドットプリンタを買ってからは、タイプライターも英文ワープロ専用機も縁がなくなりましたが。lolol
古い映画で見るようなものは、本郷の仏文の研究室に仏文配列のがありましたが、あれは、オリンピアより、もっとキーストロークが深く重く、でも打音は味があって、時々遊ばせてもらいました。
Lucianさんが書いてるように、最初のころの端末は、紙で打ち出すので、大量に反古が出たので、それで簡易郵便書簡を作って、手紙を交換してたりしました。ま、駒場の学生のごくごく一部のブームでした。
Commented by Cakeater at 2013-10-05 21:35 x
esiko さんへ、
タイプライター!は、宮城県黒川群富谷町大清水1-33-1 イオンモール富谷別棟109シネマズ富谷でやってますよ。11日まで。
Commented by Elizabeth at 2013-10-06 01:29 x
思い出しました。大学一年のとき、なぜか父が買ってくれたアドラー社の手動タイプライター、ひと夏、田舎のタイプライター学院通いました。
なのに、英文科にも進まず、手書き日本語で、卒論を書いたわたくしです。当時の手動タイプは、重かったですね。すごーい遠回り、遠い夏の日。ワープロ出現するまで、写植に近い日本語タイプもあり、なぜかそれも資格を取ったりしました。
Commented by sustena at 2013-10-07 22:02
iwamotoさん、電動タイプライターを買った知人は、めちゃくちゃ楽だと言ってましたが、触ったことがないので、どんな感覚かは??? この映画では、打鍵があまりに速いので、機械の動きが追いつかなくて、ゴルフボールみたいなまわるシステムを思いつく場面も登場してました。
Commented by sustena at 2013-10-07 22:05
Lucian さんのおっしゅってる70年代の端末入力装置は、展示さているのしか見たことがありません。タイプライター自体は、いまも高級文房具店などにインテリアとして(?)置いてありますが、日本語さえこんなにすいすいと入力できるようになったのは、感慨深いです。
Commented by sustena at 2013-10-07 22:09
Cakeaterさんの暗闇訓練には感動。剣豪みたい♪ 私も日本語をローマ字で入れて遊んでいましたが、日本語 のときはいいんですが、英語由来のカタカナだと、とたんにローマ字入力がしやしくなりました。
日本語ワープロが出たときに、オアシスの親指シフトが優れ者だと思い、一年発起してローマ字入力を捨てたんですけど、今は自宅では親指シフト、会社ではローマ字入力で、英文タイプライターを買った効果は、キーボードアレルギーがないことぐらいでした。
Commented by sustena at 2013-10-07 22:12
esikoさん、ピンク色のきれいな色を撮りたくて、会社の近くのみゆき通りの花壇の花を撮りました。たぶんベゴニアだと思います。
英文タイプができる秘書は映画の時代の花形職業で、とくにタイプライターの早打ち競争なるものがあって、優勝者が雑誌の表紙を飾るぐらいの憧れの的だったとは。時代ですねぇ。
Commented by sustena at 2013-10-07 22:14
Elizabethさんは日本語タイプの資格を持っていたんですか! 写植もそうだけど、なんだかうんと遠い昔ですね・・・・・。


<< 富岡 多惠子/安藤 礼二『折口...      森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女... >>