2013年 09月 16日

原美術館「坂田栄一郎──江の島」

北品川の原美術館で開催中の、坂田栄一郎さんの写真展「江ノ島」がすばらしい。

坂田さんというと、真っ先に思い浮かぶのが「AERA」の表紙だけど、16年にわたって真夏の江ノ島を撮り続けてきたんだそうだ。
この展覧会ではその中から40点が展示されているのだが、中心をなすのは、浜辺に置かれた、主のいないレジャーシートである。砂の一粒一粒が見えるようなクリアさで、ビニールマットと重しに置かれた靴や、レジャーシートの上のサンリオのキャラクターたち、麻雀卓、ルイヴィトンふうのゴージャスなタオルやバッグの中にぽつんと紛れ込んだかのようなおにぎりなどを写し取っている。この江ノ島にやってきたのがどんな家族やカップルなのか、どんな性格なのかもわかるようなのである。
食べかけのスイカに突っ込んであるたばこの吸殻の写真は、真っ赤なバスタオルと相俟って鮮烈!

ポートレートも10点ほど。
青空をバックに、モヒカン青年、肩から腕にかけてタトゥーを入れた青年、まるで南洋の巫女のようなメイクの女のひと・・・・

1室だけ、写真撮影がOKだったので記念にぱちり。
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by sustena | 2013-09-16 11:11 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by ken_kisaragi at 2013-09-17 19:46
F1ドライバー セナが表紙を飾った「AERA」は捨てずに置いてます。
ポートレイトの大家が撮った江ノ島の私写真、見てみたいなぁー。
原美術館て建築としても貫禄有りますね。
次回は森村 泰昌、こちらもガッツリ楽しめそうですが、箱に合うのでしょうか?

Commented by sustena at 2013-09-21 19:23
kenさん、ここの建築はナカナカすてきで、時間があったら、カフェでゆったりお茶するのがオススメです。しかも、すいているし。森村さんのは、常設でひとつあるんですよ。


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