2013年 06月 04日

五島美術館『近代の日本画展』

先週、ASAから招待券をゲットしたので、世田谷の上野毛にある五島美術館に出かけた。

開催していたのは『近代の日本画展』。同美術館所蔵の近代日本画コレクションから、橋本雅邦、横山大観、川合玉堂、下村観山、小林古径、安田靫彦、前田青邨、橋本関雪、小茂田青樹など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展示したもの。

小川芋銭の「夕風」は、まるでシュールレアリズムのダリやゴッホの糸杉みたいに、草花の線が大きく波打っていて、不思議感覚。上村松園の「上臈の図」はごく間近で見てウットリしちゃったなぁ。小林古径の「柳桜」に描かれていた小動物がかわいかったし、安田靫彦の「菊慈童」の菊の葉の上品なこと。横山大観の「浦澳 山海二十題の内」の水の表現も好きだった。そして小茂田青樹の「緑雨」の、余白のない画面いっぱいの緑と、カエル!

近代日本がはいつも国立近代美術館あたりの常設展を走るように見るだけのことが多くて、じっくり鑑賞する機会が少ないこともあって、いろいろ発見があった。

宇野雪村コレクションの文房具も同時公開されていた。硯や墨のコレクションのポイントは何なのか、解説があったけど、ぴんとこなかったよ・・。

この美術館、庭が広大で、コブシの咲く早春など気持ちよさそう。先日は、アジサイが見頃だった。
庭の入口の松が、長谷川等伯の「松柏図」みたいー。
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その後、上野毛駅近くのそば屋でお昼。ミョウガとしらすの酒肴がおいしかった。今度家でやってみよう。
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by sustena | 2013-06-04 22:21 | Art/Museum | Comments(4)
Commented by iwamoto at 2013-06-05 15:37 x
ahaha、「松柏図」。 確かにね。
こういうことってありますよね。
4人で山に行って、ひとりが草むらを登ってゆきました。
その光景に思わず「ワイエス」と叫びました、こちら3人は笑い転げました。

こちら、庭ではミョウガが元気。 早く食べたいです。
Commented by Cakeater at 2013-06-05 23:19 x
「白昼札片を切って堂々と強盗を働く」と嘯いてた強盗慶太の文化事業にしては、品がいいですねえ。ぼくは株屋の親父から4つか5つのころに、強盗慶太って呼び名を吹き込まれたので、五島にしろ堤にしろ、悪名代表みたいに思ってますんで、最初上野毛に行った時は素直に見られませんでした。若かったんですネエ。今ならどんな金でも金じゃい・・・・薄汚れきってますので、素直に美術鑑賞できますが。lololol
Commented by sustena at 2013-06-05 23:22
iwamotoさん、きのう生協から届いたミョウガは3つで178円でした。
庭にはぜひミョウガとサンショがほしいところです。まぁわが家ではムリですけど。
Commented by sustena at 2013-06-05 23:26
Cakeaterさん、絵をみながら、金にあかして集めたのよねぇと大きな声でしゃべってる人がいました。ま、コレクションとはそんなものです。でも庭はほーんと、広大だったなぁ。庭のマップの注意書きに、基本的に「崖」ですので、「健脚コース」であることにご注意ください、ってあって笑っちゃいました。


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