2013年 02月 15日
このところやけに映画づいてるんだけど、トム・クルーズ主演・クリストファー・マッカリー監督・脚本の「アウトロー」(2012年アメリカ)は、予告編よりはるかによかったー。 イギリスの作家リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化したもので、一匹狼の元軍人ジャック・リーチャーが、独特の勘と持ち前の危機回避能力で、難事件を解決していく。 予告編では、法律なんて無視して悪を懲らしめる流れ者のトーンが強すぎる気がしてたんだけど、邦題からひっぱりすぎの感じ。原題は、ずばりJack Reacherで、こっちのほうが数段いい。 米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外で、真っ昼間5人が射殺された。放たれた銃弾は6発。逮捕された元米軍スナイパーのジェームズ・バーは、「ジャック・リーチャーを呼べ」という。いったいリーチャーは何者? どうやって彼に連絡をとったらいい?と捜査官と検事が話をしているところに本人が登場。こうしてリーチャーは、弁護士のヘレンとともに、真相に迫っていく。 リーチャー一人でぐいぐい勝手に解決に向かって突っ走る映画だったら、なんだかできすぎーと思ってしまうところに、相棒役のヘレンが厭味がなくて、できるひとだけど切れ者すぎずおっとりしてる雰囲気がマル。 注目すべきは、悪役で登場するヘルツオーク監督と、銃の販売店のロートルのオヤジに扮するロバート・デュバル。二人とも実にいい味! 最後のほうで、西部劇ファンなら思わずニヤリとするシーンが。 でも、リーチャーをつけ狙う二人組がバカ過ぎ。車の登録を洗ったらすぐにバレるスナイパーって・・・。 トム・クルーズ ジャック・リーチャー ロザムンド・パイク ヘレン・ロディン リチャード・ジェンキンス ロディン検事 ベルナー・ヘルツォーク ゼック デビッド・オイェロウォ エマーソン刑事 ロバート・デュバル キャッシュ ジョセフ・シコラ ジェームズ・バー ジェイ・コートニー チャーリー
by sustena
| 2013-02-15 22:13
| Theatre/Cinema
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