いつもココロに?マーク

sustena.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2012年 12月 01日

操上和美―時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。

かけだしの編集者だったころ、「studio Voice」誌を中心に活躍しているフリーインタビュアーが「操上和美でもね、家を買おうとしたら住宅ローンは組めなくて、即金で買ったんだって~」と、単なる噂話か実際に聞いた話か知らないけれどワタシに教えてくれて、以来、操上和美の名前は、あのスタイリッシュな写真とともに強く印象に残っているんだけど、先日、ASAから招待券をもらったので、恵比寿の写真美術館に操上和美の展覧会を見に行って、おしゃれで華麗な写真を思い描いていた私は、風化したような記憶の彼方のようなざらついたモノクロの写真のなまっぽさに、ちょっとビックリしてしまった。
610×508のサイズのほか、1800×1800の大きなプリントが額装もされずに展示されていて、暗室から出てきたばかりといった雰囲気。

展示されていたのは、
(1)1970年代から各地で撮り続けてきた「陽と骨 HITOHONE」シリーズ。モノクロ写真はすべてオモチャカメラで撮影されたとのことで、光と影のコントラストが強烈。カラー写真も深層意識に働きかけてくるみたい。

(2)1994年の実父の他界をきっかけに、作家の故郷の北海道への旅と、ロバートフランクとのノバスコシアと富良野への旅をモノクロで綴った「NORTHERN」シリーズ。

あわせて写真作品68点とポートフォリオ『Diary』(日常的に撮りためたスナップショット数万点から357点を選び、コピー複写で制作したポートフォリオ)と『陽と骨II』(1970年から2011年までポラロイドカメラSX-70で撮影した作品をスキャンし、インクジェット・プリントで制作したポートフォリオ。全120点)。ポートフォリオの中身はロビーでiPadなどでみることができた。
c0155474_23594990.jpg
c0155474_23595697.jpg

X-E1+18-55mm

by sustena | 2012-12-01 00:00 | Art/Museum | Comments(2)
Commented at 2012-12-01 18:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sustena at 2012-12-01 23:29
Pくん、12月2日までだったので、私もあわてて出かけた次第です。昔の広告写真かなーと思っていたら全然ちがって、予想外の収穫でした。


<< 4Four      三浦 丈典/文 斉藤 弥世/... >>