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2012年 10月 22日

ワタリウム美術館「歴史の天使」展

ワタリウム美術館で「歴史の天使」展を見る。

これは、2011年4月13日になくなった批評家の多木浩二が ワタリウム美術館のために書き下ろした写真論『歴史の天使』をもとに、かつて1996年9月13日~11月24日に行われた展覧会を、2012年版として再構成し、12人の作家の作品とともに展示したもの。

「歴史」にも乱丁、落丁がある。出来損ないの書物の中の奇妙な迷路。そんな不思議なエアポケットが写真の場である。
歴史学者が見落とした隙間、瞬間をまた細分した瞬間、空虚をまた空っぽにした空虚。
それがほんとうにはまだ見ぬ歴史がはじまる場所である。
多木浩二「歴史の天使展(1996年9月13日~11月24日 ワタリウム美術館)」カタログより

第1章から第7章までのラインナップは次の通り。

第1章 歴史の天使
ダイアン・アーバス/アウグスト・ザンダー
第2章 昔むかし‥‥
ルネ・マグリット(タイトルがいかにもマグリット)/マン・レイ
第3章 肉体と視線
ロバート・メイプルソープ/デュアン・マイケルズ/ジョエル=ピーター・ウィトキン(「ケヴェダの鳥、ニュー・メキシコ 1982年」が気に入っちゃった)
第4章 溺死したイメージ
クリスチャン・ボルタンスキー(この人はどの作品をみてもボルタンスキー)
第5章 またたくまの百年
チン↑ポム(前回も展示されてた原発にレッドカードの写真)
第6章 夢の地図帳
アレン・ギンズバーグ(詩の朗読会のビデオがおもしろかった)/ロバート・フランク
第7章 フットワーク
鈴木理策

そのあとお目当てのソバ屋が休みだったのはちょっと残念。
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by sustena | 2012-10-22 23:32 | Art/Museum | Comments(10)
Commented by sirokabu2011 at 2012-10-23 17:17
左奥の人もカメラで構えてるようですね!影が水差し鳥に見えました。
Commented by Lucian at 2012-10-23 22:17 x
多木浩二さんは写真家の側面しか知りませんでした。
70年代のアサヒカメラに「そして村へ」というシリーズで写真を連載されていました。
評論の方が大きかったようですね。
Commented by higphotos at 2012-10-26 13:57
優しいモノですね。
実物の標識よりも影の方が存在感あります。
Commented by esiko1837 at 2012-10-26 17:07
この標識の影、面白いですね。
私は鳥に見えました。
Commented by jmiin at 2012-10-27 09:21
ホント この影は面白いですね。

3次元では綺麗な形なのに、2次元で表すとこんなにひしゃげて見える。
まるでトポロジーです。
Commented by sustena at 2012-10-28 02:04
sirokabuさん、左奥の人!ぜんぜん気づきませんでした。 何してるんでしょうねぇ。
Commented by sustena at 2012-10-28 02:04
Lucian さん、私は多木さんは美術評論家の側面しか知りませんでした。アサカメの写真を見てみようッと。
Commented by sustena at 2012-10-28 02:05
higphotosさん、この時期の影は長いので意外な形になってお泥かされます。秋になると影を撮っている気がします。
Commented by sustena at 2012-10-28 02:07
esikoさん、一瞬どのモノの影かあれーって感じだったんです。
このナナメ感が不思議でした。
Commented by sustena at 2012-10-28 02:14
jmiinさん、どの点がどこに映っているかを思わず頭の中でセンで結んでしまいました。影は濃淡のビミョーなのとか、光がたゆたっているようなのも興味深いですが、ヘンテコな形のものも気になってしまいます。


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