2012年 06月 24日

杉本博司「ハダカから被服へ」

品川にある原美術館で、杉本博司の「ハダカから被服へ」という展覧会をやっている。(7月1日まで)
もうじきオシマイなので、慌ててみてきた。

これは、「人類の衣服の歴史は人類の歴史そのものと同じほど古い」とする杉本が、人類の始まりから20 世紀まで、人間と衣服の関係を探ったもの。

展示作品は、杉本博司を一躍有名にしたニューヨーク自然史博物館の展示を撮った「ジオラマ」、蝋人形館の展示を撮影した「肖像写真」(この2つは、小さいので迫力がいまいち)、そして、ガブリエル シャネル、イヴ サンローラン、川久保玲、ミヤケイッセイなど20 世紀を代表するファッションを、8×10(たぶん)で撮って149.2 x 119.4 cmの大判サイズのゼラチンシルパープリントとした「スタイアライズド スカルプチャー」シリーズ、それと曽根崎心中など彼が手がけた文楽の人形や能楽の装束を展示。杉本独特の視点で、装うとはどんなことか、人間にとってどんな意味を持っているのかを問いかける。

圧巻は「スタイアライズド スカルプチャー」シリーズ。これは、公益財団法人京都服飾文化研究財団のした抄造するファッションをまとったマネキンを撮ったもの。マネキンの腕が白く浮きあがったモノクロプリントはぞくぞくするほど精緻で美しい。

もっとも、杉本の能書きはちょっとうるさいかも。
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by sustena | 2012-06-24 00:57 | Art/Museum | Comments(4)
Commented at 2012-06-24 06:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Lucian at 2012-06-24 21:12 x
ショーウィンドウのたい焼きくんの身体はリアルだけど、表面の気泡の入れ方が作り物っぽいですね。
Commented by sustena at 2012-06-24 22:45
Pくん、美しいプリントです。あの精緻で独特の存在感には圧倒されちゃいます。
Commented by sustena at 2012-06-24 22:46
Lucianさん、なんでたい焼きなのーとギョッとしました。
まぁ、インパクトがあるだけでオッケーなのかもしれませんけど。


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