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2012年 05月 20日

根津美術館『KORIN展』

c0155474_22351036.jpg南青山の根津美術館で、「特別展 KORIN展 国宝『燕子花図』とメトロポリタン美術館所蔵『八橋図』」が本日まで開催されていた。

今回の目玉はサブタイトルにあるように、尾形光琳の六曲一双の金屏風「燕子花図」と「八橋図」が100年ぶりに並んで展示されていること。

どちらも同じ伊勢物語 の第九段、業平が東国へ下る途中、三河国八橋の水辺で供人たちとカキツバタを眺めて都へ思いを馳せる場面を下敷きにしている。

「燕子花図」が濃淡の群青と緑青で、カキツバタの群生を巧みに配置したのに対して、十数年後に描かれた「八橋図」は、大胆にも画面の右上から左下にかけてたらしこみを施した橋が稲妻のように横切っている。なんどか図鑑で見たことはあったけれども、実際に見るのは初めてで、図鑑で見ていたときはこの橋がちょっと邪魔モノのように感じられなくもなかったんだけど、平面ではなくて、ちゃんと実際の屏風の形で展示されていたものを間近に見ると、たらしこみが立体感と奥行きをかもしだしていて、めちゃ新鮮でありました。

このほか、「十二ヶ月歌意図屏風」や酒井抱一によって集められた「光琳百図」と対比した展示など、興味深かったデス。

そうそ、もうひとつへぇーと思ったのが、このKORIN展のロゴは「燕子花図屏風」の光琳による署名「法橋光琳」を分解し、調整を加えてデザインしたって話。これは解説を見るのがわかりやすいよね。
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美術館の庭園でもカキツバタが咲いてたけど、ピークは過ぎてたなー。
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by sustena | 2012-05-20 22:47 | Art/Museum | Comments(0)


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