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2012年 03月 26日

結城座「夏の夜の夢」

先週の土曜日、武蔵野芸術劇場で、糸操り人形の結城座の「夏の夜の夢」を観る。

結城座は1635年(寛永12年)に初代結城孫三郎が旗揚げした日本唯一の伝統的な江戸糸操り人形の劇団。現在 『国記録選択無形民俗文化財』『東京都無形文化財』に指定されているが、演目は文楽などの伝統的なものだけでなく、シェンクスピアやアリスやエンデ、唐十郎の少女仮面など、人形と俳優が共演する一種不思議な舞台をつくりあげている。

現在の結城孫三郎は、平成5年5月に三代目両川船遊が襲名した12代目。私が見たのはかれこれ20年以上も前だから、先代の孫三郎の時代である。

昨年プラハで人形劇を見たときに、結城座のことを思い出して、久々に見てみたくなって、今回は斎藤晴彦が出るというのでチケットをゲットしたのだ。

音楽がロマンチックというよりは、ちょっぴりシュール。
簡素な舞台だけど、人形が登場すると、イッキにこの世のものじゃない感じになる。結城千恵さんのあやつる人形は生きているよう。恋薬で大騒ぎするところはとても楽しかった♪

パックの遣い手が2人いるところは演出ではあるんだけど、いまいち効果のほどが薄かったような・・・。斎藤晴彦もオーベロンというよりは好々爺みたいだったな。

なぜか観客が熟年以上のひとばかり。武蔵野芸術劇場だったからか、それとも結城座のファンが高齢化しているってこと??

作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 小田島雄志
構成・演出 加藤直
人形美術デザイン・衣装デザイン 太田雅公
作曲 港大尋
舞台美術 池田ともゆき

結城孫三郎 ボトム
結城千恵(=十代目結城孫三郎の長女)パックa、ディミートリアス
荒川せつ子 ヘレナ、クインス、蛾の羽根妖精
結城育子 イージーアス、スナッグ、芥子の種妖精
平井航 ライサンダー、フルート、リコーダー演奏
橋本純子 ハーミア、スターヴリング、蜘蛛の糸妖精
結城数馬 パックb
岡泉名 スナウト、豆の花妖精 ホルン演奏

斎藤晴彦 シーシュース オーベロン
宮本裕子 ヒポリタ、タイテーニア
港大尋  音楽 吟遊詩人
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by sustena | 2012-03-26 00:11 | Theatre/Cinema | Comments(2)
Commented by ken_kisaragi at 2012-03-28 00:34
古い話になりますが寺山さんの<中国の不思議な役人>の衣装担当が太田雅公さんだったような。
今でも、なぜか印象に残っています。
人形デザインもされているのですね・・なるほど。
Commented by sustena at 2012-03-30 22:37
中国の不思議な役人の衣装が太田さんでしたか! 今回の人形は、ちょっとブサイクで、甘いファンタジーになりがちな話を現代に通じるリアリティを出していて、興味深かったです。


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