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2011年 12月 23日

丸谷才一『持ち重りのする薔薇の花』

今秋、文化勲章を受章した丸谷才一の8年ぶりの長編小説が、『持ち重りのする薔薇の花』(2011年10月刊 文藝春秋)である。

タイトルはうまいけど、経済界のお偉い会長が名付け親となったカルテットのエピソードを、元経済誌の編集長のライターに語るという設定は、いかにも、すっかり大御所となっちまい、いまという時代とまったくきり結ぶことのなく悠然としたお話だなぁと思うし、エロティックといったって、紫一色の虹が立つってセリフにおおっとどよめいているようじゃねぇ・・・と思うけど、まぁ、先生の御年86だから、そりゃだれもけなしゃしないよね、なんて思いながら、アッという間に読み了えたのでありました。(それなりにおもしろかったってことなのかなー)

写真は薔薇じゃないけど。
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by sustena | 2011-12-23 23:12 | 読んだ本のこと | Comments(2)
Commented by ken_kisaragi at 2011-12-30 22:37
丸谷才一と言えばジョイスでしょうか。
おっとっ・・・映画<女ざかり>の吉永小百合も良かったです。
読んでませんけど『持ち重りのする薔薇の花』 
さすがと思わせるタイトルですね。 上手いワ〜
Commented by sustena at 2011-12-30 23:18
kenさん、3日前の編集者仲間の飲み会で、丸谷センセイは、石川淳が死んでからロクなものを書いてないと盛り上がりました。私は、「゛ボートの三人男」の訳が好きでした。


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