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2011年 08月 23日

大塚国際美術館

当初四国八十八箇所の霊場をまわるつもりでいたのを、急遽気が変わった息子から、最初に来たのは、「おすすめの場所を教えろ」というメールであった。

といっても、私も四国はほとんど行ったことがない。愛媛は知らないからパスして(佐多岬あたりには行ってみたい)、金比羅と金丸座と、高知なら桂浜と、室戸岬と三大がっかりのひとつのはりまや橋をチェックして、鳴門の渦と、そうそ、ぜひおすすめなのは大塚国際美術館かなぁ。

以前知人たちと金比羅ツアーをしたときに、大塚国際美術館のウワサは聞いていたんだけど、そのときは、世界の名画を陶版にコピーした美術館と聞いて、一種のゲテモノみたいな感覚でいて、しかも陶版からお風呂のタイルを連想しちゃったので、富士山ならぬ泰西名画がツルツル光ってるんだと早合点しちゃったんだけど、これが実際に出かけてみると、不明を恥じるばかりで、実にとんでもないオモシロイ美術館なのであった。

美術館の案内から写すと
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大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」。6名の選定委員によって厳選された古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。
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イタリアやフランスやあちこちの美術館に出かけて行って、きちっと撮影した名画を写真製版して転写紙に印刷、1辺の長さ1m以上もある陶版に転写して、1300度で焼き付ける。なので、直射日光にがんがんあたっても変色、劣化しないのだ。
なかには筆のタッチがわかるように凹凸をつけたものもあった。

大型美術本でも絵全体を入れるとなると何十分の1、何百本の1の大きさになって、ああ、ここをちゃんと見たいのに、と思っても部分拡大図があるだけだけど、この美術館では、そのまんまの大きさで鑑賞できるので、いろんな発見がある。現地に行っても暗くてよく見えなかったり、近づけなかったりするけど、ここではさわってもオコラレナイ。西洋美術史がいながらにして眺められるのだ。

システィーナの礼拝堂など、そのままそっくり同じ大きさで再現してるし、たとえば、最後の晩餐など、修復前と修復後の対比ができちゃう。受胎告知を集めた部屋とか、テーマでくくったコーナーも行き届いてて、実に楽しい。

私が行ったときは、ガイドツアーのお姉さんを独占してあれこれ質問しまくり。建物の建設費と陶版の制作費、著作権料などもちゃんと教えてもらったんだけど、もうすっかり忘れちゃったなー。

ということでゼッタイ見るべしと勧めたのに、美術館に寄る時間はなかったとかで、明日の昼にもうフェリーに乗るらしい。もったいないぞー。
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by sustena | 2011-08-23 11:45 | Art/Museum | Comments(0)


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