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2011年 08月 01日

ザビーネ・シュリュンダー『ひとの存在を繋ぐもの』

ザビーネ・シュリュンダー『ひとの存在を繋ぐもの』_c0155474_1811770.jpg銀座のNikonサロンで、ドイツの写真家ザビーネ・シュリュンダーの『ひとの存在を繋ぐもの』と題した写真展をやっている(8/2まで)
この案内状の写真に惹かれて見に行った。

ザビーネ・シュリュンダーは1973年ドイツ、ノルトラインヴェストファーレン州テルクテ生まれ。「Zeitgenössische Deutsche Fotografie」(現代ドイツの写真)、「Grenzgänge」(国境越え)などの著作があり、現在レッテ・フェライン職業センター(ベルリン)で写真講師をしているとのこと。

ベッドの上のキャンディ、寝乱れた枕、無表情にこちらを見る男性、テーブルの上にぽつんと置かれた朝食、鳥の羽・・・。ちょっと彩度の低、低血圧な感じの写真が並ぶ。どことなく捉えどころがないけど、べたつかない感じが心地よかったりする。額装はされておらず、プリントアウトがピンでとめてある。

写真展の解説には、「多くの人が生きる、生活をするそれぞれの場所は、目に見えない糸でつながっていて、この目に見えない糸が、実は控えめに、でも人間の存在を様々な方向へと導いている」とあって、写真展のタイトルも「ひとの存在を繋ぐもの」なんだけど、私には、ひとの不在が感じられてならなかった。

いかにもドイツのひとの感性だな。上手に説明できないんだけど。

たぶんこの一連の写真も同じ作者だと思う。
カラー30点
ザビーネ・シュリュンダー『ひとの存在を繋ぐもの』_c0155474_21364591.jpg


by sustena | 2011-08-01 15:45 | Art/Museum | Comments(2)
Commented by Cakeater at 2011-08-01 22:10 x
なるほど、顔写真だと思って出かけたんですね、lol。
行ってみたら、ドイツ人らしい表現主義の写真だった。。。と。
Gucciの前の現金輸送車。。。これ見て「計画」立てて、「企画」を持ち込むこわい外国人たちがいたりして、LOL.
Commented by sustena at 2011-08-02 22:40
このカップル、堂々と大通りをわたって、この日通警備のクルマにサッと乗っちゃうとおもしろかったんですけど。


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