2011年 08月 01日
銀座のNikonサロンで、ドイツの写真家ザビーネ・シュリュンダーの『ひとの存在を繋ぐもの』と題した写真展をやっている(8/2まで) この案内状の写真に惹かれて見に行った。 ザビーネ・シュリュンダーは1973年ドイツ、ノルトラインヴェストファーレン州テルクテ生まれ。「Zeitgenössische Deutsche Fotografie」(現代ドイツの写真)、「Grenzgänge」(国境越え)などの著作があり、現在レッテ・フェライン職業センター(ベルリン)で写真講師をしているとのこと。 ベッドの上のキャンディ、寝乱れた枕、無表情にこちらを見る男性、テーブルの上にぽつんと置かれた朝食、鳥の羽・・・。ちょっと彩度の低、低血圧な感じの写真が並ぶ。どことなく捉えどころがないけど、べたつかない感じが心地よかったりする。額装はされておらず、プリントアウトがピンでとめてある。 写真展の解説には、「多くの人が生きる、生活をするそれぞれの場所は、目に見えない糸でつながっていて、この目に見えない糸が、実は控えめに、でも人間の存在を様々な方向へと導いている」とあって、写真展のタイトルも「ひとの存在を繋ぐもの」なんだけど、私には、ひとの不在が感じられてならなかった。 いかにもドイツのひとの感性だな。上手に説明できないんだけど。 たぶんこの一連の写真も同じ作者だと思う。 カラー30点
by sustena
| 2011-08-01 15:45
| Art/Museum
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