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2010年 12月 26日

東京都写真美術館 [かがやきの瞬間]スナップショットの魅力/日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間]

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東京都写真美術館で、スナップショットの魅力を伝える2つの展覧会をやっていた。
ひとつは、収蔵作品のセレクション。ウォーカー・エヴァンズやアヴェドン、アンリ・カルティエ=ブレッソンなどの超有名な作品から、森山大道、木村伊兵衛、桑原甲子雄らの作品、鷹野隆大の「カスババ」や、ファッション写真家のスコット・シューマンが、ザ・サートリアリストのアーティストネームでブログで発表している新作など、さまざまな「スナップショット」を取り上げて、未来に向け進化する「スナップショット」のエレメント(要素)について考えたもの。
もうひとつは、中村ハルコ、小畑雄嗣、白井里実、池田宏彦、結城臣雄、山城知佳子の6名の新進作家の作品を通して、新しい感性がとらえたステップショットの可能性を探るもの。

どちらもとても興味深かった。

収蔵作品展のほうは、なんといっても、ポール・フスコ 「ロバート・F・ケネディの葬式列車」の25点が印象深かった。1968年に暗殺されたロバート・F・ケネディのひつぎを搬送する列車を見送る国民の表情をとらえたもので、告別式が行われたニューヨークから、埋葬されるアーリントン墓地があるワシントンまで、過ぎ行く風景とともに、列車を見つめる人々を窓から撮影したシリーズ。変革を夢見て、前を見ていた時代の喪失感が、じわじわと迫ってくるのだが、そのみずみずしい画に驚いてしまった。

ライアン・マッキンレーが、フリースタイルスキーヤーや、スノボのショーン・ホワイトをとらえた「ハイ・フライヤーズ」のスタイリッシュな絵もすてき。

ニュー・スナップショット展は、中村 ハルコの「光の音」の色にしびれてしまった。イタリア・トスカーナ他方で暮らすイヴォとイルダ夫妻とその家族、光あふれる奇跡のような風景を撮ったもの。中村ハルコさんは、1962年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科修了後、2005年膵臓ガンで43歳で死去したという。彼女のほかの作品も観たいなぁ。
どちらのチラシも、切り取るとポストカードになる♪
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D40+18-135mm

by sustena | 2010-12-26 22:00 | Art/Museum | Comments(0)


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