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2010年 12月 19日

マグナム・フォト東京支社創設20周年記念写真展「50の情熱」

c0155474_23451966.jpgリコーのRING CUBEでマグナム・フォト東京支社創設20周年記念写真展「50の情熱」をやっている。

ご存知マグナム・フォトは、ロバート・キャパの発案で、アンリ・カルティエ=ブレッソンやジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアらが創設した写真家集団。いまも世界各国の優秀な写真家たちが集まり、自主運営を続けている。この写真展は、その東京支社創設20周年を記念して、現役のマグナム正会員50人の最新作品を展示したもの。

作風も題材もさまざまで、どんな作品を撮り続けてきたひとなのか、プロフィールを見ながら一枚一枚眺めた。何枚か心ひかれる写真があった。

1958年アルジェリア生まれのフランス人、リーズ・サルファティの「オースティン、テキサス『ファッション・マガジン』より」は、運転席の女性のうつろな表情が、古風な映画のワンシーンのようで、妙に心に残ったなぁ。

1931年チューリヒ生まれのルネ・ブリの、緑と黄色の部屋にドア口から光が差し込んでいる写真の色には、じわーっぞくぞくとしたし、1970年カナダ生まれのクリストファー・アンダーソンの「俳優・ジョン・ハートと息子ニック」も、背後の壁にハートの表情が溶けていきそうな、それでも目だけか残るんじゃないかと思うようなジョン・ハートのたたずまいがすてきだった。

ニコス・エコノモホロス(1953年ギリシャ)の「はく製動物ショップのショーウィンドウ」(ダマスカス・シリア 2010)は、ショー・ウィンドウのガラスに映り込んだ自分と背後の建物と、動物たちの顔が多重露光のようで、迫力だった。
スチュワート・フランクリンの「月光に照らされた湖」(ノルウェー2010年)は、まるでロールシャッハテストみたいで、いったい湖面をどう見たらいいのか??って思いながらも、深い静けさが漂ってきた。

パトリック・ザックマンの「上海万博のスイスパビリオン前」の赤いりんごのようなドット(なんだろう?)、スティーブ・マッカリーの「数週間の修行に入るため剃髪する女の子」(バカン・ミャンマー 2010)は、女の子のマナザシに射ぬかれちゃうよ。(案内はがき下)

写真は、最近オープンしたゴルチエのお店。
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GXR+A12 50mm

by sustena | 2010-12-19 23:46 | Art/Museum | Comments(8)
Commented by higphotos at 2010-12-20 10:02
えぇぇぇぇっ。50の情熱ですか。
先週、RING CUBEの前を通ってました。

何で気が付かなかったんだろう。そう言えば、GXRの看板撮って喜んでました。

お写真はさすが。銀座スナップ、カッチョイイです。
Commented by esiko1837 at 2010-12-21 20:29
全く同感です!!
銀座を撮らせたら右に出るモノなし!!
写真集を出せると思います。
Commented by ken_kisaragi at 2010-12-21 23:28
>現役のマグナム正会員50人の最新作品を展示したもの・・・
この最新作というのがミソですよね。
マグナムの正会員というのはトンデモナく敷居が高いらしいですよ。

ファッションとは縁ないですが、ゴルチェはカッコいいですね
Commented by iwamoto at 2010-12-22 17:30 x
ginzaって、行ったことない田舎者ですが、シャンパーニュはマグナムが楽しいですね。
Commented by sustena at 2010-12-23 20:49
higphotosさん、15日スタートでした。1月半ばまでやっているので、お近くにいらした折はぜひ。
Commented by sustena at 2010-12-23 20:49
esikoさん、ありがとうございます。でも、おしゃれなショーウィンドウを撮ってるだけでは・・・・。
Commented by sustena at 2010-12-23 20:51
kenさん、日本人の会員もいるんですね。ゴルチエって、ちょっと過剰な感じがするんですが、相貌と生き方とデザインが全部シンクロしてるようなひとですよね。
Commented by sustena at 2010-12-23 20:53
iwamotoさんはクリスマスはシャンパンなんかをお飲みになるんでしょうか? 自宅の庭の新鮮サラダと、手作りのハムとか、ローストした肉とかで。


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