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2010年 07月 26日

七月大歌舞伎

先日、新橋演舞場で歌舞伎を見た。お目当ては三津五郎である。
演目は、「名月八幡祭(めいげつはちまんまつり)」、六歌仙容彩から「文屋(ぶんや)」、祇園祭礼信仰記の「金閣寺」。文屋以外は初めて観る。

「名月八幡祭」で三津五郎が演じるのは、越後の純朴な商人・縮屋新助。彼は、密かに深川きっての芸者美代吉(福助)に想いを寄せる。美代吉には、旗本の藤岡慶十郎(歌六)という旦那がいるが、遊び人で金遣いの荒い船頭三次(歌昇)に首ったけ。三次が散々金をせびるので、美代吉は借金に追われており、祭仕度の百両も用意できない。このままては、着物も全部売らなければならない。苦境を知った新助は、美代吉と一緒に暮らせるならと、故郷の家や田畑を売り払い百両を工面する。しかし、藤岡から手切れの百両が届いた美代吉は、新助のような田舎臭い男と一緒になると信じるなんてどうかしている。あのときは、新助のあまりの熱心さにNOと言いだせなかっただけだ。百両は利息をつけて返すから、なかったことにしてくれ。ええい、うざったい男!って感じでケンもホロロにあしらう。だまされたと知った新助は・・・

新助の一途な思いが空回りにして、キレちゃうところ、三津五郎は絶品であります。福助はこの手の女の人は得意中なんだけど、時々ちょっと下品になりすぎるのがちょっとねぇ・・・。歌昇の美代吉が、嫉妬深いヒモの感じが似合ってたな。美代吉のおっかさんをやった芝喜松もいい味。
金閣寺は、いかにも歌舞伎っぽいシチュエーションだけど、ストーリーはけっこうハチャメチャである。雪姫をやった福助が、なかなかシックでちょっと見直しちゃった。
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一、名月八幡祭
            縮屋新助  三津五郎
           芸者美代吉  福 助
            船頭三次  歌 昇
         松本女房おつた  歌 江
            幇間寿鶴  寿 猿
          魚惣女房お竹  右之助
           藤岡慶十郎  歌 六
              魚惣  段四郎


二、六歌仙容彩
  文屋
            文屋康秀  富十郎


三、祇園祭礼信仰記
  金閣寺
      此下東吉実は真柴久吉  吉右衛門
            松永大膳  團十郎
              雪姫  福 助
           松永鬼藤太  権十郎
            山下主水  桂 三
            内海三郎  吉之助
            戸田隼人  種太郎
            春川左近  由次郎
   十河軍平実は佐藤虎之助正清  歌 六
            慶寿院尼  東 蔵
          狩野之介直信  芝 翫

by sustena | 2010-07-26 22:36 | Theatre/Cinema | Comments(3)
Commented by Lucian at 2010-07-27 23:10 x
芙蓉の花が見頃のようで綺麗ですね。
♪芙蓉の花は枯れたけど…
さだまさし(グレープ)の「追伸」を思い出しました。
Commented by sustena at 2010-07-28 22:03
私は芙蓉と葵と、ムクゲがさっぱり区別がつきません・・・・。
Commented by Lucian at 2010-07-28 22:18 x
よく見たらムクゲでした。失礼しました。


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