2010年 06月 24日

国立新美術館「ルーシー・リー展」

c0155474_21462660.jpg先週の土曜日に、国立新美術館で、終了間際のルーシー・リーの展覧会をみてきた。
以前三宅一政が彼女のボタンのコレクションを持っているというような内容のテレビ番組をやっていて、そのときの一政の語り口のあたたかさと、展覧会のスタート時に、銀座で大きなB倍のポスターをみて、その青色の美しさとフォルムにすっかり参ってしまい、見に行かなくちゃと思いながら、うかうかしているうちに間もなく終了という段になって、あわてて出向いたのである。

ルーシー・リーはウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれ、工業美術学校でろくろの面白さに魅了され、陶芸の道に入る。第二次対戦を前に1938年ロンドンに亡命。当時の建築文化やデザインの影響を受けながら、その独自のフォルムと、釉薬の研究で独特の青やピンク、黄色、メタリックな色合い、とうてい陶器と思えないような薄っぺらい焼成技術など、独自の境地を切り開いた人。1995年93歳でなくなった。

フォルムひとつに、その人の生き方が投影されているような、そんな作品である。
今週の月曜日で
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by sustena | 2010-06-24 21:51 | Art/Museum | Comments(0)


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