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2010年 06月 13日

歌舞伎鑑賞教室「鳴神」

c0155474_1572244.jpg国立劇場に「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」を観に行く。お目当ては、愛之助サンである。

若い人に歌舞伎に親しんでもらおうと始まったこの歌舞伎鑑賞教室だが、社会人向けにも2日間開催されていて、初心者にも親しめる解説がついいて、1幕演じられる歌舞伎も、わかりやすいストーリーで舞台映えがして、歌舞伎のおもしろさが素直に伝わるものが選ばれているから、楽しいのである。今回は、「歌舞伎十八番の内 鳴神」であった。

最初は、澤村宗之助の解説による歌舞伎のみかた。幕が開くと、きれいなお月さまがぽっかり浮かんでいて、いきなり廻り舞台を支える鉄骨がぐるぐるまわり、セリあがる。昔も見たことがあるはずだけど、これがなかなかのインパクト。で、廻り舞台は日本の発明であることや、上手と下手、黒御簾の中で行われる音楽は、BGMだって話、太鼓で滝の音や深い山の音を示すこと、鼓で打ち交わすこだまなど、いろんな説明がある。客席からも最前列の夫婦が舞台にあがり、観客代表として、太鼓を打ったり、女形の歩き方、ミエなど、実際に演じる。女形は肩甲骨を落として撫で肩にして、膝頭をあわせて内股に歩くんだって。いきなりやれっていわれたってねぇ。でもそうやって解説してるうちに、ちゃんと鳴神の前段の紹介になっていて、うまくできていたなぁ。

ところで鳴神である。2年前の正月に新橋演舞場で海老蔵が一人何役も演じるというので見に行ったとき以来。今回は「北山岩屋の場」の一幕で、鳴神上人に片岡愛之助、雲の絶間姫に片岡孝太郎。
約束を破られて怒った鳴神上人が、龍神を滝壺に閉じ込めて、ひでりが続く。困った朝廷は、絶世の美女、雲の絶間姫を差し向け、色仕掛けで鳴神上人に迫る。
アッ、おなかが痛い・・と雲の絶間姫が苦しむと、手当をしてやろうと姫の懐に手を入れた鳴神上人、姫の乳に触ってしまい、コーフンしてしまう。祝言の酒をと、苦手の酒を姫に勧められ,盃をあけるうちに、秘法を解く秘密を姫に教えちゃうのである。(けっこう色っぽいセリフがつづくのだが、これを、中高生に聞かせるって、けっこうすてき)。

孝太郎は絶世の美女というにはちょっとムムムだけど、純情な鳴神上人を手玉にとるところの目つきがニクイ。2列目の27番というとってもいい席だったので、裏切られて怒りバクハツの鳴神上人が目を剥くところなど、いつもはオペラグラスでやっと見えたよーというところが、すごい迫力なのだった。
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by sustena | 2010-06-13 01:57 | Theatre/Cinema | Comments(6)
Commented by sa55z at 2010-06-13 11:05
鳴神はあのおっぱいモミgはハイライト。
わたしも歌舞伎鑑賞教室で中学時代に見たものでした。
Commented by esiko1837 at 2010-06-13 19:55
そういう教室だったら、私も歌舞伎が見られるかも。
一度行ってみたいなあとは思いつつ、まだ見たことがありません。
Commented by Lucian at 2010-06-13 21:36 x
偶然ですが今日、池でアオサギを見つけました。
50mほど近づいたところで、いつものように逃げられました。
Commented by sustena at 2010-06-14 22:10
Pくん、天の岩戸の前のダンスといい、この鳴神といい、おおらかでいいですよねぇ。
Commented by sustena at 2010-06-14 22:13
esikoさん、どうせ見るなら、いい席でストーリーがわかりやすくて、衣装もハデなものを! 私は初めて見たときに、前だったけど一番はじっこで、プロンプターの声ばかり聞こえて幻滅したものでした。こんな上手な案内があったら、その後大きくちがったなぁと思います。
Commented by sustena at 2010-06-14 22:14
Lucianさん、昨日清澄白河庭園に行ったら、アオサギが悠々としていました。かなり近くでみんながワイワイ言ってるのに我関せずという感じ。 人になれてるヤツもいるんですね。


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