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2010年 05月 25日

5月文楽公演「新版歌祭文」「団子売」

c0155474_23561594.jpg先日、国立劇場小劇場で文楽公演を観た。演目は、「新版歌祭文」の野崎村の段、油屋の段、蔵場の段と、「団子売」。

新版歌祭文は、歌舞伎でも文楽でも野崎村の段は観たことがあるのだが、油屋の段と蔵場の段は初めて。久松とお染のその後が描かれている。
野崎村ではちょこっとしか出てこない油屋のおかみがなんとも理知的なひとでカッコよく、小助が実に根性の悪い奴でコンニャロメという感じを勘十郎がほれぼれするぐらいに遣っていたりなど、いろんな発見があった。

住大夫は、野崎村の段の切りを。私はこのひとを初めて聞いたときはさっぱり感動しなかったのだが、このところ本当にうっとり聞きほれてしまう。今回も、よく知った野崎村の段が、登場人物一人一人の心のうごきが、すっと伝わってきて心に沁みる。いうまでもない、おみつを遣う簑助の色っぽさ。ただの人形がどうして遣う人が違うだけで、いのちの籠もり具合がこんなにも違うんだろう。
油屋の段は、燕三の三味線が絶品。このところ、昼の部か夜の部の一方だけしか観ておらず、燕三の太棹を聞くのは久しぶり。咲大夫も今回はにぎやかしいシーンなので(いつもは、ちょびっとうるさすぎるんじゃあと思ってしまうんだけど)、今回はびったりだったな。
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D40+Tam17-50mm

by sustena | 2010-05-25 23:57 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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