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2010年 05月 23日

海老蔵の松王丸の目玉の迫力

もうかなり前に観たのでだいぶ忘れちゃったけど、5月花形歌舞伎の昼の部の海老蔵は実によかったな。歌舞伎座が建替えと相成って、なんだか寂しい感じがするけど、まぁこれからのひとを応援するのもいいよねぇと、昼の部と夜の部のどちらにしようか迷った挙げ句、勘太郎が出る昼の部を選んだ。

寺子屋はいまの感覚で観ちゃうとめちゃ理不尽な話。わが子を首実検の身代わりとし、道真の息子だと告げる松王丸の大きさがどう描かれるかが大きな鍵を握るんだけど、海老蔵はなんとも舞台映えのする押し出しで感動♪ でも染五郎がちと軽すぎやしないか? 一生懸命やってるのはよくわかるんだけど、松王丸が見得を切ったら吹っ飛ばされそうな線の細さだったなぁ。

お次は吉野山。勘太郎の忠信を観たさに昼の部を買ったようなものだから、期待は大きかったんだけど、いかんせん、静御前の福助が怖すぎ。おしとやかで目の覚めるような美人で、ホントは忠信はお付きなんだけど、ひょっとしたら関係がありそうな雰囲気がにおいたつような、そんな忠信であり、静御前を期待していたのにな。

松緑の魚屋宗五郎は去年の国立劇場に引き続き2回目。禁酒していた酒ののみっぷりがこのひとらしくておもしろいが、後半、酔いがさめてからの数分はあともう一歩かなぁ。女房役の芝雀が味わいがあったよ。

一、菅原伝授手習鑑  寺子屋
松王丸  海老蔵
千代  勘太郎
戸浪  七之助
園生の前  松 也
百姓吾作  寿 猿
涎くり与太郎  猿 弥
春藤玄蕃  市 蔵
武部源蔵  染五郎

二、義経千本桜  吉野山      
佐藤忠信実は源九郎狐  勘太郎             
早見藤太  猿 弥              
静御前  福 助

三、新皿屋舗月雨暈  魚屋宗五郎           
魚屋宗五郎  松 緑            
女房おはま  芝 雀           
磯部主計之助  海老蔵            
召使おなぎ  七之助             
小奴三吉  亀 寿             
岩上典蔵  亀 蔵             
父太兵衛  市 蔵           
浦戸十左衛門  左團次

四、お祭り)              
鳶頭  染五郎
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by sustena | 2010-05-23 20:36 | Theatre/Cinema | Comments(0)


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