2010年 05月 11日

やっぱりRyUlyssesはいい!

c0155474_2249172.jpgタンメンの帰り道、銀座NIKONサロンのギャラリーで、第29回土門拳賞受賞作品展として、鈴木龍一郎さんの「 RyUlysses(リュリシーズ)」をやっていた。去年の12月にやはりここのギャラリーで展示していて、去年の最高の個展のひとつと感動した写真展だったので、また吸いよせられるように中に入った。

もともと、土門拳賞受賞作品展がここを会場とすることが決まっていたので、偶然なんですよーと鈴木さん。ほっそりとしたたたずまいのひとで、うむ、写真のイメージとぴったり。

展示されていたのはモノクロパノラマ約40点。ユリシーズを思い浮かべながらダブリンをさまよい、両の目にうつる荒涼たる海岸、岩、娼婦館へと続く路地、生々しい落書き、飛ぶ鳥の影、ダブリン市民たちの表情のひとつひとつを見ているうちに、行ったこともないダブリンのまちを、こちらも孤独を抱えて歩いている気がしてくる。

ぜったいにオススメと書こうとしたら、なんと本日でおしまいなのだった。でも平凡社から同名の写真集が出ているのでそれをご覧ください。

会場にあった写真集『オデッセイ』もよかった。
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GRDIII

by sustena | 2010-05-11 22:49 | Art/Museum | Comments(10)
Commented at 2010-05-12 21:29
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Lucian at 2010-05-12 21:48 x
水も滴るいいバラですね。
美しい絵にうっとりしました。
Commented by esiko1837 at 2010-05-13 11:33
Lucianさんに激しく同意です。
コンデジでここまで撮れるなら、マクロレンズなんて要らないよねえと思ってしまいます。
素晴らしい!!
Commented by sustena at 2010-05-13 21:34
Pくん、もちろんオリジナルは最高ですけど、本もなかなか雰囲気がありましたよー。
Commented by sustena at 2010-05-13 21:36
Lucianさん、この日は雨でどこかのレストランだったかな?の店先に濡れていて、きれいだなーと撮ったんです。ありがとうございます。
Commented by sustena at 2010-05-13 21:50
esikoさんもうれしいなー。ありがとうございます。黒い傘をさしてたので、ちょっと暗いかなーと思ったんですが。あとで見たら露出が3ステップほどアンダーのままで、慌てて確認もせずに撮ったけど・・と、バカバカ……と思ってた次第で、まぁたまたまラッキーだったのです。
Commented by iwamoto at 2010-05-14 07:39 x
デジカメはアンダーに強いなと感じます。 逆は弱い気がする。
ツボミがもっと強ければ、もっと開いていれば、良かったかしら。
自分の庭なら、懐中電灯を口にくわえてツボミだけに光を当てたかもしれないって思いました。
別に口にくわえなくっても良いですけどね、カメラと一緒に持てますから。

オデッセイ(オデュッセイウスの旅)はユリシーズと同じものですよね、読み方が違うだけ。
我が家のちょいデブ猫をデブリンと呼ぶこともあります。
Commented by ken_kisaragi at 2010-05-14 23:51
以前投稿されてた、ジョイスへのオマージュをテーマにした作品ですよね。
しかし彼に自分を投影して旅する・・・というのは案外過酷かもしれませんね。
土門拳賞! なるほど、と思います。

花・・・透明感とシャープ感が際立ってますね、 このリアルな趣はGRDの魅力100%!
Commented by sustena at 2010-05-15 23:06
iwamotoさん、会社のPCで見たら、めちゃ暗かった。自宅のPCとは大違い。
懐中電灯を口にくわえて、なんて芸当をやったことがおありですか?私はいつもカメラひとつでイイ加減です。レフ板を持つ係ならカメラマンに命じられてやったことあるけど、いつもそこじゃなくてって角度を治されて、疲れてきてすぐ下がっちゃうし。デブリンって響きがかわいい♪
Commented by sustena at 2010-05-15 23:07
土門拳賞は審査員の全員一致だったそうです。わりとこの方の雰囲気、ken_kisaragiさんの写真とも相通じるところがあるような気がするんですけど。


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