2010年 04月 28日

安島 太佳由『時代瞑(つむ)り~太平洋戦争激戦の島々』

c0155474_222467.jpg先週の金曜日、Nikonの銀座サービスセンターで、安島 太佳由さんの『時代瞑(つむ)り~太平洋戦争激戦の島々』を見た。近くでお昼をとって、前を通りかかったのでフラッと入ってみたのだけれど、物言わぬまま太平洋戦争の記憶を残して風化していくモノたちのたたずまいに、しーんとなってしまった。

舞台は、ガダルカナルやニューギニア、レイテ、テニアンなど、太平洋戦争中に日本とアメリカが激戦を繰り広げた南太平洋の島々。そこを安島さんは訪ね歩く。いまもまだ、戦闘機やトーチカやミサイルや、弾のあとの残る洞穴、遺骨の一部が、少しずつ少しずつ朽ち果てながらそこにある。それをモノクロの写真でたんたんと写している。

作者の安島さんは1959年福岡県生まれ(若いのに!)。81年大阪芸術大学写真学科卒業後、大日本印刷写真部、広告制作会社などを経て、93年に独立。95年より日本の戦跡をテーマに活動を続けているひと。
『日本の戦跡を見る』(岩波ジュニア新書)をはじめ、『日本戦跡』『特攻漂流』『要塞列島』などの著書がある。

ところで、ここに立ち寄る前にお昼をとったのが、近くの「熊さわ」という割烹。写真は950円也のばくだん丼。これに小鉢が2品とデザート、みそ汁がつく。限定10個ぐらいなのかなぁ、すぐに売り切れてしまう。店の大将によると、いいネタを使ってるからお得なんだって。したがって、マグロが水っぽいなんてことはなくて、そのときどきのイキのいい刺身などの漬けがのっかりおいしい。あっ、納豆がきらいな人はダメかな。ニコンサロンにお昼に行くときは早めにどうぞ。
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GRDIII

by sustena | 2010-04-28 12:50 | Art/Museum | Comments(6)
Commented by the845 at 2010-04-28 22:43
このホタルイカは生を醤油につけてあの?
うわ〜!食べたい!!
Commented by sustena at 2010-04-28 22:50
the845 さん、ホタルイカはたしか軽ーく茹でてありました。納豆は見えないけれど、この下に隠れていて、マグロとホタルイカのほかに、ヒラメとあと1~2種類の刺身が入っていたと思います。
Commented by iwamoto at 2010-04-28 23:03 x
そんな若い写真家がねぇ、わたしは年寄りとして、何をやって来たのかって思います。
そのタイトルが良いですね。 「時代瞑り」、静かで強い響きです。
いや、ホントに凄い言葉を見つけたものだな。 若しくは、作ったものだな。 敬服。
Commented by Lucian at 2010-04-29 22:34 x
シーフードのどんぶりに納豆が隠れているというのは味の想像が難しいです。
マッチしているから美味しいんでしょうね。
Commented by sustena at 2010-04-29 23:42
iwamotoさん、「時代瞑り」、つむりとルビがなかったら、読めませんでした。半世紀以上経っていても、まだ風化しておらず、強者どもが夢の跡の風の音がひゅーひゅー聞こえるようでした。
Commented by sustena at 2010-04-29 23:42
Lucianさん、メコンブ?なども入っていたようですけど、全然ジャマにならない味付けでした。


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