2009年 12月 20日

NO MAN'S LAND その2

この「NO MAN'S LAND」展ではおもしろい作品がいっぱいあった。

私がもっとも気に入ったもののひとつは、岡田裕子さんの「愛憎弁当」である。
部屋に入ると、壁に大きなテレビのオブジェがあり、手前にこどものおもちゃが置かれている。テレビからはこどもの弁当のお料理教室といった雰囲気の映像が流れてくる。夫(?)を相手に、HIROKOさんがとっておきのお弁当のレシピを披露するのである。

たとえば「PC弁当」は、ポリティカリーコレクト=政治的に正しい弁当というわけで、北半球と南半球に見立てた透明なプラスチックの半球の2個に、アメリカならマクドナルドのハンバーグ、タイならトムヤンクン、イタリアのピザ、メキシコのタコスなど次々に入れていって、それぞれに壁があるからとバレンで仕切っていく。共産主義は赤のケチャップを塗り、キリスト教の地域にはワインを入れ、世界の半分は飢えているので、ユニセフの小麦粉を溶かしただけみたいなどろどろの栄養スープみたいなものを流し込み、はい、これが世界の現状をあらわすと、2つの半球をドッキング。でもこれでは平等は実現しないと、今度は、壁を取り払えとバレンをぬきとり、しまいにはミキサーでかきまわして、全部グチャグャチに。はい、PC弁当のできあがり。

こう書くとまるでツマラナイけど、それが助手をつとめる夫とのやりとりがバカバカしくも楽しいのである。
陣痛の痛みをこどもに教えようという「陣痛弁当」は一人でケタケタ笑ってしまった。全部で3本。
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クロード・レヴェックは階段を真っ赤に。いったい何?と思ったら鼻血だそーです。
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この2つは、作家名を忘れてしまった。(別々の作品です)
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by sustena | 2009-12-20 22:55 | Art/Museum | Comments(4)
Commented at 2009-12-20 22:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sustena at 2009-12-20 23:14
忘れてました。1月31日まで。月曜から水曜までは休み。金曜と土曜は22時まで。木曜と日曜は18時まで。無料。
Commented by higphotos at 2009-12-22 09:29
最後の写真に目が止まりました。
ウチの小僧さんは頭が小振り。写真の子供さんはもう少し大きいようですが、
後姿が小僧さんに良く似ています。
すごく印象的ですね。
Commented by sustena at 2009-12-22 13:43
higphotosさん、ほんとですね!


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