2009年 12月 19日
「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督の「母なる証明」を見た。 女子高生殺人犯の容疑者となった息子を救うために、死に物狂いで真犯人を追う愚直で強い母を描いたもの。とはいっても、ポン・ジュノなので、予定調和の世界ではない。いやーキムチとお茶漬けサラサラの国の違いかしらー。実にパワフルな映画であります。 このおっかさんを演じたのは、キム・ヘジャ。圧倒的な存在感! 子鹿のような目をした、ちょっとアタマの弱い息子が、韓国四天王の一人のウォンビン。愚鈍さの一方で、バカといわれたときに見せる狂気を宿した目、一瞬アタマがクリアーになったときの覚めた視線と、目の表情ひとつで、あっと驚くほど変わって、ハンサムなだけではなくて、とてもいい演技をするひとだなぁとほとほと感心。息子の友人役をやった、チン・グも、ちょいワルのイケメンで見とれてしまった。
by sustena
| 2009-12-19 23:11
| Theatre/Cinema
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Comments(2)
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esiko1837 at 2009-12-20 06:40
韓国ものどっぷりと浸かっていた時期があるので、懐かしいです。
ウォンビンは、ソンスンホン目当ての「秋の童話」で見ましたが、この人のどこが良くて人気があるのかなと思っていました。 兵役を経て、今は演技派に変身したようですね。 チングは、「オールイン」でビョンホンの若い頃を演った子ですが、こちらも成長したようですね。 そういえば、「オールイン」のアメリカロケ(ロスだったかな?)で日本人の若い女性をエキストラに使ったのですが、留学中の知人のお孫さんがたまたま出ていて、出たときは韓国ドラマなんてどうせ日本で放送されないと思っていたのが、その後日本で大ブームになって放送されたのでビックリしたそうです。 この映画はどこかで紹介記事を見ましたが、私も見たいです。 写真は、水の冷たさが伝わってきてゾクゾクします。
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sustena at 2009-12-20 21:55
esikoさん、韓国ものはまだそんなにたくさんは見ていないんですが、不思議な味わいがありますよね。私がいちばん好きなのは、「猟奇的な彼女」です。
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