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2009年 08月 23日

『生きるために人は夢を見る。』

c0155474_10445057.jpg知り合いのカメラマンより、息子にと本をいただいた。写真家の林 建次さん・ライターの伊藤 史織さんの共著『生きるために人は夢を見る。』(A‐Works  2009年7月25日刊 285ページ)である。

林建次さんは写真家の伯父さんに憧れ、スタジオマンとして歩みはじめるが、23歳の時、バイク事故で右腕の機能を失ってしまう。死んだ方がましだという思いにとらわれながらも、絶対にもう一度カメラマンとして再起することを誓い、リハビリを続ける。写真館に職を求め、自分の撮りたいものは何かを考えるなか、恐怖と痛みに向き合いながらリング上で闘うボクサーに自らの姿を重ねあわせ、彼らとその家族、仲間を撮りはじめる。左腕でカメラを持ち、口でシャッターを切るというスタイルで。

こうして12年間撮り続けた写真を、ボクサーたちの声や家族の言葉とともに綴った、写真ドキュメントである。

いったいどれくらい多くの中から選んだ写真だろう。トレーニングの日々、試合前ひとりたたずむ姿、仲間との語らい、応援する仲間、家族の書や段ボールに書かれたメッセージ……

いい言葉がいっぱい詰まってる。それ以上に、思いをのせた写真がいい。
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写真は、空き地となったマンション跡地のエノコログサ
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by sustena | 2009-08-23 10:46 | 読んだ本のこと | Comments(6)
Commented by esiko1837 at 2009-08-23 16:12
サステナさんの紹介文を読んでいるだけで涙が出てきそうになりました。
涙腺があまりにゆるいのは、ボケの一種だそうなのですが・・・。
そこまでして撮りためた写真を私も見たいと思いました。
本屋さんに行ってさがしてみます。
サステナさんの写真もピッタリで、心が洗われるようです。
Commented by Lucian at 2009-08-23 19:48 x
これはマクロレンズでしょうか?
シルエット調のボケもいいですね。
Commented by sustena at 2009-08-23 21:03
esikoさん、私は天の邪鬼なので、この手の文章は思い入れが強くなりがちでクササ満点だったらイヤかも・・と思ってたんですが、そんなヒガ目はほんの数ページでふっとんでしまいました。価格も全部カラー写真なのに1600円という設定は、多くの人に読んでほしかったからなのだろうと思います。
Commented by sustena at 2009-08-23 21:05
はい、60mmマクロです。むずかしい画角で苦しんでいますが、レンズそのものはめちゃ優秀だと思います。
Commented by higphotos at 2009-08-24 15:16
いやぁ、イイ!!

夕方のシルエットをマクロで。
モノじゃなくてカラーなところが良いです。
柔らかで、秋を感じました。
Commented by sustena at 2009-08-24 23:41
higphotosさん、これは失敗作なのでは・・とアップを迷ったのですよ。でも、なんだか捨てがたかったんです。うれしいな。


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