2009年 08月 16日

世田谷美術館『メキシコ20世紀絵画展』

c0155474_22421973.jpg世田谷美術館で開催中の『メキシコ20世紀絵画展』を見てきた。このチラシのフリーダ・カーロの《メダリオンをつけた自画像》にひかれたのだ。

メキシコは近代国家をめざし、革命を経て、メキシコ自身のアイデンティティを問いながら、壁画運動を進めていったわけだけれど、そのムーブメントの原動力はなんだったんだろう。西洋美術の真似でなく、独自の表現様式をどんなふうに模索・探求していったんだろう。そんな関心から、出かけたのだった。

展覧会では「文明の受容」「文化の発信」「進歩」の3つのテーマに分けてメキシコ現代美術の流れを追っていた。おなじみのディエゴ・リベラ、オロスコ、シケイロスをはじめ、初めて名前を知った画家がたくさんあった。ガブリエル・フェルナンド・レデスマの表現主義っぽい《都会の弁士》《恐ろしい災難》などが印象的。それに、ディエゴ・リベラの《死者の日》《夜の風景》、ホセ・クレメンテ・オロスコの《十字架を自らの手で壊すキリスト》、シケイロスの《メーデーの行進》、ホセ・チャベス・モラドの《ツォンパンドリ》、ヘルマン・クエトの《抽象》などがおもしろかったなぁ。

名古屋市美術館が所蔵するホセ・グァダルーペ・ポサダのガイコツのマンガもよかった。

2階の収蔵品展では、『利根山光人とマヤ・アステカの拓本 第1期収蔵品展 人々のものがたり』をやっていて、利根山光人さんが現地でとったマヤ・アステカの拓本がすばらしかった。(ご本人の油彩・版画よりはるかにおもしろかったといったら失礼だろうか)

この正月に出かけたメキシコ旅行では壁画をほとんど見られなかったのがつくづくと残念至極。
ユカタン地方の歴史をあわらした壁画が飾られたメリダの州庁舎内部 LX3
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遺跡近くの道端が撃っていたガイコツ GRDII
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by sustena | 2009-08-16 22:43 | Art/Museum | Comments(4)
Commented by higphotos at 2009-08-17 16:28
ゲラゲラゲラ。。。ガイコツ楽しいです。
そして、州庁舎ですか。。。んー、GRで観たかったです。きっとピリッとしてるんでしょうね。
Commented by Lucian at 2009-08-17 17:45 x
ガイコツ祭りがあるのでガイコツはメキシコ人の文化のシンボルなんですね。
この陽気さが日本のお盆と対照的です。
Commented by sustena at 2009-08-18 22:18
higphotos さん、このときの旅行ではどちらかというとLX3がメインだったんです。こんどはGRをメインにしたいと、3を買っちゃいました。
Commented by sustena at 2009-08-18 22:20
ガイコツは本当にたくさんおみやげ屋さんにありました。息子が小さいころはガイコツをコレクションしていたんですが、さすがにほしがらなくなったので、ここの土産もチラッと見ただけです。


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