2009年 07月 28日
お昼を食べた帰り道、銀座ニコンサロンで開催中の、井上 雅史展「海沿いに」をのぞいてきた。 海の写真といっても、すっかーんとどこまでも明るい伸びやかな写真ではない。あるいは、波が魔物のように牙を向いているような写真でもない。古びた看板やらドラム缶がただ並んでいたり、扉がポツねんとある、もう誰も住んでいない家だったり、自販機の影で、ちょっと暑いからねぇと涼んでいる犬、打ち捨てられたようなベンチ……そんな、どこにでもありそうな殺風景な建物や素材が、海を背景にして並んでる。ざっと60点。 これは、作者の井上さん(1956年生まれ)が幼少の頃から馴染んだ播磨灘を中心に、自宅から日帰りで行ける範囲をてくてく歩き撮りためた写真である。なんだかなつかしい風景だった。 写真は西荻窪駅近く。GRDII
by sustena
| 2009-07-28 01:16
| Art/Museum
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Comments(6)
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esiko1837 at 2009-07-28 14:26
播磨灘は行ったことがありませんが、東北の日本海側の風景と似ているのかなと思いました。
東北の海沿いの風景は、太平洋側が明るく陽気で、日本海側が少し暗くてしみじみした雰囲気があります。 しばらく日本海の日没を見ていないので、今年こそ秋には行ってみたいと思っています。
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higphotos at 2009-07-28 18:26
何でしょう。氷屋さん?
ちょっとフィルムっぽくも見えましたが、GRなんですね。
氷のTシャツは、日当たりのいい所で急いで干そうとしたのかなと想像してしまいます。
海沿いといえば、海水浴場の海の家に冬に行ってみたりすると殺風景さが面白いかもしれませんね。
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sustena at 2009-07-28 22:13
esikoさん、私はいつも暗い日本海側だったので、陽気な海のイメージはあまりないんですよ~。海もしばらく見ていないなぁ。
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sustena at 2009-07-28 22:14
higphotos さん、説明不足ですみません。このとなりに喫茶店があって、おそらくそこでかき氷をやってるよ、ということだと思います。
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sustena at 2009-07-28 22:15
Lucianさん、この写真展はまさに、水浴場の海の家の冬って感じの写真ばっかりなんです。
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